12月22日(現地時間)、キム・カーダシアン(Kim Kardashian)が共同創業した米国発のシェイプウェア&ライフスタイルブランド「スキムス(SKIMS)」が、中東初となる常設店舗をドバイにオープンした。出店先は、同国有数の高級ショッピングデスティネーションであるモール・オブ・ジ・エミレーツであり、現地のラグジュアリーリテールを牽引するアル・タイヤー・インシグニア(Al Tayer Insignia)とのパートナーシップによる展開である。
今回の出店は、スキムスにとって中東市場における初のスタンドアロン店舗であり、グローバル展開を加速させる同ブランドにとって重要な節目となる。オンラインやポップアップを通じて需要を蓄積してきた同地域に、恒久的な拠点を構える形だ。
スキムス共同創業者兼CEOのジェンス・グレーデ(Jens Grede)は、ドバイ市場への進出について次のように語っている。
「ドバイは世界でも最もダイナミックなリテール市場のひとつであり、現地のお客様からの高い期待を受けて、初の店舗オープンはごく自然な次のステップでした。モール・オブ・ジ・エミレーツにSKIMSを展開できることは、私たちのグローバル拡大における重要な節目であり、世界のトレンドを牽引し続けるこの地域とのつながりをさらに深める機会でもあります。」
店内空間は、スキムスが世界各地で展開してきたグローバル共通のリテールコンセプトが設計のベースに。曲線的な開口部や彫刻的なフォルム、反射素材のサーフェスに、温かみのある照明を組み合わせることで、ミニマルでありながらも没入感のある空間を演出している。また、大型の立体ロゴサインが配された店内は、プロダクトと同様にブランドのアイデンティティを強く打ち出している。
店内では、「Fits Everybody」「Seamless Sculpt」「Cotton Fleece」「Cotton Rib」「Cotton Jersey」「Boyfriend」といったウィメンズ向けの定番コレクションに加え、「SKIMS Mens」のアンダーウェアも展開。オンライン中心だったスキムスのプロダクトを、実際に手に取り、そのフィット感や機能性を体感できる場として機能する。
アル・タイヤー・インシグニアのCEO、ディー・サライ(Dee Sarai)は、今回の出店について次のようにコメントしている。
「中東初となるSKIMS店舗をオープンできることを誇りに思います。これはお客様にとっても、アル・タイヤー・インシグニアのリテールポートフォリオにとっても、大きな節目となります。SKIMSは、快適さ、インクルーシビティ、そして現代的なワードローブの定番を再定義するグローバルリーダーへと成長しました。この地域においても、同ブランドへの強い需要があることを確信しています。SKIMSの導入は、先進的で時代性のあるブランドを紹介し、心に響く洗練されたショッピング体験を提供するという、私たちの継続的なコミットメントを体現するものです。今後、SKIMSとともにこの地域で長期的かつ強固なプレゼンスを築いていくことを楽しみにしています。」
キム・カーダシアン(Kim Kardashian)自身も、ドバイ出店への思いを次のように語っている。
「ドバイにSKIMSを持ってくることは、何年も前からの私の夢でした。ドバイはラグジュアリーリテールの基準を打ち立てる都市です。だからこそ、この空間では、足を踏み入れた瞬間からSKIMSならではのデザイン、細部へのこだわり、そして洗練された店舗体験を感じていただくことが重要でした。中東初の店舗がこうして形になることを誇りに思いますし、この地域でのさらなる展開を楽しみにしています。」
スキムスは2019年の創業以来、急速に事業規模を拡大してきた。近年では評価額50億ドルに達し、米国主要都市に加え、メキシコシティなど海外市場にも常設店舗を展開している。今回のドバイ出店は、ラグジュアリー消費とトレンド発信力を併せ持つ中東市場を、次なる成長軸として明確に位置づけた動きといえる。
なお、スキムスは2026年夏にロンドンのリージェント・ストリートにも新たな旗艦店をオープンさせる予定である。
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