1月5日(現地時間)、俳優・アーティストのセレーナ・ゴメス(Selena Gomez)が手がけるビューティブランド「レア ビューティ(Rare Beauty)」は、全米1,500以上のアルタ・ビューティ店舗および公式ECサイトUlta.comでの販売を開始することを発表した。発売日は2026年2月1日(現地時間)。2020年にセフォラでローンチして以来、今回が初となる本格的なリテール拡大である。
レア ビューティは、自己受容やメンタルヘルスへの意識を中核に据えたブランドメッセージと、軽やかな使い心地を追求した製品設計によって支持を拡大してきた。単なるメイクアップブランドにとどまらず、個性を肯定する価値観そのものを提示してきた点が特徴だ。
今回の発表に際し、セレーナ・ゴメスは次のようにコメントしている。
「私は、人々が“ありのままの自分”を認められ、祝福されていると感じられるようにレア・ビューティを立ち上げました。このブランドは、自分自身を丸ごと受け入れ、自分らしさを形づくるすべてを肯定することがテーマです。展開を広げることで、その想いをより多くの人に届けられることを誇りに思います。」
アルタ・ビューティでの全国展開により、レア ビューティはこれまで以上に幅広い顧客層へのリーチを可能にする。ブランドの思想を維持したまま流通規模を拡大する、重要な成長フェーズに入ったといえる。
アルタ・ビューティ初の寄付パートナーシップ
今回の取り組みは、アルタ・ビューティにとっても象徴的な意味を持つ。ブランドと連携した「ゲスト寄付プログラム」は、同社として初の試みとなる。
2026年2月1日から28日までの期間中、店舗レジで行われた寄付のうち、50%はアルタ・ビューティ・チャリタブル・ファウンデーション(UBCF)へ、残りの50%はレア・インパクト・ファンド(Rare Impact Fund)へ寄付される。寄付は特定の商品やブランドの購入を条件とせず、すべての来店客が参加可能な仕組みだ。
アルタ・ビューティの社長兼CEOであるケシア・スティールマン(Kecia Steelman)は、次のように述べている。
「Rare Impact Fundとの初の寄付イニシアチブを通じて、レア ビューティとのパートナーシップを祝えることを大変嬉しく思います。アルタ・ビューティ・チャリタブル・ファウンデーションを通じて地域社会に還元することは、私たちのDNAの中核であり、美を“善の力”として活用するというコミットメントを改めて示すものです。セレーナとレア ビューティと共に価値観を体現し、真のインパクトを生み出せることを光栄に思います。」
ベストセラーとアルタ限定キットを展開
アルタ ビューティでは、レア ビューティのベストセラーおよび主要コレクションを幅広く展開する。1ドットで高発色を実現し、最大12時間持続する「ソフト・ピンチ・リキッド・ブラッシュ」をはじめ、「ブロウ・ハーモニー・フレキシブル・リフティング・ジェル」、「ウォーム・ウィッシーズ・エフォートレス・ブロンザー」などがラインアップされる。
さらに、アルタ ビューティ限定アイテムとして、「セレーナズ・モストラブド・3ピース・セット」と「セレーナズ・ラッシュ&ブロウ・デュオ」も発売予定だ。
価値観を共有するブランドと小売の新たな関係
レア ビューティのCEOであるスコット・フリードマン(Scott Friedman)は、今回の展開をブランドの転換点と位置づけている。
「アルタ・ビューティへの展開は、ブランドにとって非常にエキサイティングな新章です。私たちの目標は、人々に“良い気分”を届けることであり、それはコミュニティやアルタ・ビューティのゲストが、より簡単に製品に出会えるようにすることも含まれています。」
また、アルタ・ビューティのチーフ・マーチャンダイジング&デジタル・オフィサーであるローレン・ブリンドリー(Lauren Brindley)も、レア ビューティを「目的を持って構築された唯一無二のブランド」と評価している。
レア ビューティーは、メイクアップを通じて「完璧さ」という固定観念を問い直し、自己受容や心の健康について前向きな対話を生み出してきた。今回のアルタ・ビューティへの進出は、単なる販路拡大にとどまらず、そのメッセージを全米規模で拡張する動きでもある。

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