1月12日(現地時間)、アメリカン アパレル&フットウェア協会(The American Apparel & Footwear Association、以下AAFA)は、2026年の「アメリカン・イメージ・アワード(American Image Awards)」において、ザック・ポーゼン(Zac Posen)をデザイナー・オブ・ザ・イヤーに選出したと発表した。同アワードは、ファッション業界におけるリーダーシップ、イノベーション、パートナーシップを称えるもので、2026年は50周年の節目にあたる。
ポーゼンは現在、ギャップ社(Gap Inc.)のクリエイティブ・ディレクター、ならびにオールド・ネイビー(Old Navy)のチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めている。
ギャップ社ではCEOのリチャード・ディクソン(Richard Dickson)と連携し、カルチュラル・キュレーター兼クリエイティブ・パートナーとしてブランドの創造性を牽引。一方、オールド・ネイビーではデザイン、マーチャンダイジング、マーケティングを統括しており、同ブランドは現在、ギャップ社ポートフォリオ最大、かつ全米第2位の規模を誇るアパレルブランドへと成長している。アメリカン・ファッション、カルチャー、コマースの交差点に立つ存在としての評価が、今回の受賞につながった。
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授賞式ガラは4月21日に、ニューヨークのゴッサム・ホールにて開催され、CFDA財団がチャリティ受益団体を務める。司会は、エミー賞受賞ジャーナリストのアリーナ・チョー(Alina Cho)が務める。チョーは2023年、CFDAメディア・アワード(ユージニア・シェパード賞)を受賞した初のアジア系アメリカ人だ。
CNNの元ナショナル・コレスポンデントとして広く知られ、ファッションとカルチャーを横断する鋭い視点と語り口で高い評価を築いてきた。エミー賞ノミネートを果たしたネットフリックス・ドキュメンタリー「マーサ(Martha)」のプロデューサーを務めるほか、ニューヨークのメトロポリタン美術館で展開される対談シリーズ「ジ・アトリエ・ウィズ・アリーナ・チョー(The Atelier with Alina Cho)」のホストとしても活動している。
2026年の主な受賞者・受賞企業
なお、2026年のアメリカン・イメージ・アワードでは、以下の受賞者・受賞企業が発表されている。
・ファブレティクス(Fabletics):カンパニー・オブ・ザ・イヤー
・エイブリー・デニソン(Avery Dennison):グローバル・イノベーター
・ティンバーランド(Timberland):ファッション・マーベリック
・AFIRMグループ(AFIRM Group):エコ・スチュワード・オブ・ザ・イヤー
・セス・キャンベル(Seth Campbell)/ホスエ・ソラノ(Josue Solano):トレイルブレイザー・アワード(BBCインターナショナル)
・ルーベン・トレド(Ruben Toledo):アイコン・アワード
このアワードに際し、AAFAの社長兼CEOであるスティーブ・ラマー(Steve Lamar)は、次のようにコメントしている。
「アメリカン・イメージ・アワード50周年、そしてアメリカ建国250周年という節目にあたり、業界のレガシーを称えると同時に、ファッションの未来を形づくるビジョナリーたちを称えられることを大変嬉しく思います。」
また、CFDAのCEO兼プレジデントであるスティーブン・コルブ(Steven Kolb)は、アワードの持つ意味について次のように述べている。
「アメリカン・イメージ・アワードは、業界が立ち止まり、過去1年にファッションを形づくってきた物語を振り返り、祝福する瞬間です。同時に、それらの物語がどのようにつながり合い、業界のあらゆる領域における継続的なイノベーションと進化の糸を紡いでいくのかを認識する機会でもあります。」
50年の歴史を刻むアメリカン・イメージ・アワードは、2026年もまた、アメリカン・ファッションの現在地と未来を映し出す重要な場となりそうだ。
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