J.クルー(J.Crew)、U.S. Ski & Snowboardと3年契約でライフスタイル事業を拡張

J.クルー(J.Crew)

米アパレルブランドの「J.クルー(J.Crew)」は、このたび、米国のスキー・スノーボード競技統括団体 U.S. Ski & Snowboardと3年間のパートナーシップを締結し、初となるコラボレーションコレクションを発表した。2026年冬季オリンピック・パラリンピックを視野に入れたこの取り組みは、競技ユニフォームではなく、ライフスタイル領域にフォーカスしたものだ。

J.クルーはU.S. Ski & Snowboardの「公式ライフスタイルアパレルパートナー」として、スキー文化に根ざしたプロダクト、アスリートを起用したキャンペーン、コミュニティ参加型のアクティベーションを展開していく。なお、チームUSAの公式オリンピック・アウトフィッターであるラルフ ローレン(Ralph Lauren)に代わるものではなく、あくまで競技外・アフタースキーを中心とした位置づけである。

アフタースキーからオンマウンテンまでを横断する26型

コレクションは全26型で構成され、ウィメンズ、メンズ、キッズ向けのニットウェア、ラウンジウェア、防寒アクセサリーを展開。ヴィンテージムードを想起させる限定パッチを取り入れ、J.クルーが長年培ってきたアメリカン・カジュアルと山岳スタイルを融合させた。

さらに今回のパートナーシップでは、パフォーマンス領域にも踏み込み、U.S. Ski & Snowboardのオンマウンテン公式パートナーであるカッパ(Kappa)と共同開発した限定スキー・カプセルも用意されている。テクニカルジャケットを中心に、レクリエーションおよびトレーニング用途を想定した設計となっており、機能性と洗練さを両立したデザインが特徴となる。

J.Crew

カルチャーとしてのスノースポーツを見据えて

同コレクションには、J.クルーのクリエイティブチームのビジョンが反映されており、ウィメンズおよびキッズのクリエイティブ・ディレクターであるオリンピア・ゲイヨ(Olympia Gayot)は、ブランドのアーカイブを参照しながら、レトロな要素を現代的なフィットやカラーで再構築したと語る。

一方、メンズのクリエイティブ・ディレクターであるブレンドン・バベンジン(Brendon Babenzien)は、スキーやスノーボードが競技を超えてカルチャーとして存在感を増している点に言及し、アメリカン・ウィンタースタイルの新たな解釈を提示した。

キャンペーンには、フリースタイルスキーのコルビー・スティーブンソン(Colby Stevenson)、スノーボーダーのヘイリー・ラングランド(Hailey Langland)、レル・ハーウッド(Rell Harwood)、アルペンスキーのリヴァー・ラダムス(River Radamus)、フリースタイルのテス・ジョンソン(Tess Johnson)、パラ・スノーボードのザック・ミラー(Zach Miller)らが登場。2026年を見据えて存在感を高める選手たちの姿を通じて、競技の世界と日常のライフスタイルを結びつけている。

長期視点でのブランドとスポーツの関係構築

J.クルー・グループのCEO、リビー・ワドル(Libby Wadle)は、同パートナーシップの意義について「アスリートやファンにウェアを提供すること以上の意味を持っています」と述べる。

「U.S. Ski & Snowboardが大切にしてきた、アスリートとしての力強さ、献身、そして卓越性を称えるものです。ウィンターゲームズに向かうアスリートたちの素晴らしい歩みに光を当て、競技への期待感を高めていけることを誇りに思います。」

U.S. Ski & Snowboardのプレジデント兼CEOであるソフィー・ゴールドシュミット(Sophie Goldschmidt)は、次のように語っている。

「このパートナーシップは、U.S. Ski & Snowboardへの誇りという共通の想いを通じて、アスリート、ファン、そしてサポーターを結びつけます。スポーツの裏側にある情熱とスピリットを称えることで、次世代が自分自身を山の上に重ね、可能性を信じるきっかけになればと願っています。」

今後3年間にわたり、J.クルーとU.S. Ski & Snowboardは継続的な取り組みを行い、時間をかけて存在感と影響力を高めていく方針だ。J.クルー・グループ会長のケビン・ウルリッヒ(Kevin Ulrich)は、同コレクションを長期パートナーシップの出発点と位置づけている。

さらに、このパートナーシップの一環として、J.クルーは、青少年のスキー・スノーボード参加機会の拡大とインクルージョン促進に取り組むシェア・ウィンター・ファウンデーション(Share Winter Foundation)を支援していく。

なお、同コラボコレクションは、J.クルーの一部店舗および公式オンラインストアにて現在展開中。

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