ディオール(Dior)、テイラー・ラッセルを新たなアンバサダーに起用

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1月23日(現地時間)、「ディオール(Dior)」は、カナダ出身の女優・監督テイラー・ラッセル(Taylor Russell)を、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)による新たなコレクションのアンバサダーに起用したことを発表した。これは、アンダーソンがディオールで初となるオートクチュール・コレクションの発表を控えるなかでの人選であり、メゾンの次なる方向性を象徴する動きとして注目を集めている。

ラッセルは、ルカ・グァダニーノ(Luca Guadagnino)監督による映画『ボーンズ・アンド・オール(Bones and All)』で、ティモシー・シャラメ(Timothée Chalamet)と共演し国際的評価を獲得。同作での演技により、2022年ヴェネチア国際映画祭にてマルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人俳優賞)を受賞し、現代映画界を代表する新世代の才能として確固たる地位を築いた。

今回のアンバサダー就任は、アンダーソンがロエベ(Loewe)時代から築いてきたクリエイティブな関係性の延長線上にあるものだ。グレタ・リー(Greta Lee)、ジョシュ・オコナー(Josh O’Connor)、ドリュー・スターキー(Drew Starkey)といった、かつてロエベの顔を務めた俳優たちも、アンダーソンのディオール移籍後に相次いで関係を深めている。

これらの人脈の背景には、アンダーソンとグァダニーノ監督による継続的な協業がある。アンダーソンは『チャレンジャーズ(Challengers)』や『クィア(Queer)』において衣装デザインを担当し、同監督作品に出演する俳優たちとの間に、ファッションと映画を横断する強固なクリエイティブネットワークを築いてきた。

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ディオールの公式プレスリリースでは、ラッセルについて「ディオールの本能的なエレガンス、大胆さ、そしてモダニティを体現する、類まれなる女性」と表現している。静かな強さと現代性を備えた彼女の佇まいは、アンダーソンが描こうとする新生ディオールのビジョンと自然に重なり合うものだ。

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