米ファッションブランドの「ゲス(GUESS)」は、このほど、グローバル起業家でファッションアイコンのキアラ・フェラーニ(Chiara Ferragni)を起用した2026年春夏キャンペーンを発表した。約13年ぶりとなる今回のコラボレーションは、自信と意志をもって自らの道を切り拓く現代女性像を軸に構築されている。
過去と現在が交錯するシネマティックな世界観
撮影を手がけたのは、映画的な表現で知られるモレッリ・ブラザーズ(Morelli Brothers)。モノクロとカラーを織り交ぜたビジュアルは、ゲスの象徴的なアーカイブを想起させながらも、現代的な感性で再解釈されている。洗練と自然体が共存する画面の中で、キアラ・フェラーニの多面的な魅力が際立つ。

「キアラをキャンペーンの顔として迎えられることを大変嬉しく思います」と語るのは、ゲス共同創業者でありクリエイティブを統括するポール・マルシアーノ(Paul Marciano)。「彼女のエネルギーや自信、そして前へ進む強さは、2026年春夏コレクションが表現するモダンさと個性を自然に体現しています。」
また、今回のキャンペーンについて、フェラーニは次のようにコメントしている。
「最初のコラボレーションから約13年ぶりに、再びGUESSとご一緒できることを心から光栄に思います。このプロジェクトは、単なるキャンペーン以上の意味を持つものでした。自分自身をリスタートさせ、今の自分——より意識的で、穏やかな一人の人間としての姿——を語りたいと感じていたタイミングで実現したものです。ファッションの歴史を築いてきたGUESSというアイコニックなブランドと仕事をする中で、温かく迎え入れられ、そして自分のあらゆる側面を自由に表現できたと感じています。」
アメリカンドリームの現代的解釈
2026年春夏コレクションは、ブランドのDNAであるアメリカンドリームを現代の文脈で再構築したものだ。テキサスのカウボーイスピリットや広大な自然風景から着想を得ながら、フェミニニティと自立の物語として昇華している。
コレクションを象徴するのは、ブランドアイコンである「ベルフラワーパンツ」や「バンデージドレス」の復活。これらに新たなシルエットや存在感のあるデニムが加わり、ヴィンテージとコンテンポラリーが融合した独自のスタイルを提案している。
注目の新作「キャムデン バッグ」
中でも、今シーズンの目玉となるのが「キャムデン バッグ」だ。彫刻的なフォルムと上質な素材感を兼ね備え、デニムスタイルからテーラード、イブニングまで幅広いシーンに対応する汎用性を誇る。キアラ・フェラーニ自身も愛用するこのバッグは、2026年春夏を象徴するITバッグとしての地位を確立しそうだ。
キャンペーン展開とコレクション販売
ゲス 2026年春夏キャンペーンは、2026年2月よりプリント、デジタル、ソーシャルメディアを通じてグローバルに展開される。コレクションは世界各国のゲスストアおよび公式オンラインストアにて順次販売予定だ。

現在、ゲス社(GUESS?, Inc.)は、アパレルおよびデニムを中核に、ハンドバッグ、ウォッチ、アイウェア、フットウェアなど多様なカテゴリーをグローバルに手がけている。2024年4月には、ニューヨーク発のファッションブランドである「ラグ & ボーン(rag & bone)」の事業資産および知的財産の50%を取得した。2025年11月1日時点で、同社はヨーロッパ、南北アメリカ、アジアにおいて1,058店舗の直営店を運営し、パートナーおよびディストリビューターを通じて、世界約100カ国で事業を行っている。
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