コーチ(Coach)、ストーリーテリングの力を分かち合うSpring 2026 キャンペーン「Explore Your Story」を発表

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2月25日(現地時間)、ニューヨーク発のグローバルブランド「コーチ(Coach)」がSpring 2026キャンペーン「Explore Your Story(あなたの物語を描こう)」を発表した。本キャンペーンは、世界各地のZ世代コミュニティとの対話を通じて構築されたものであり、ブランドのアイコンバッグ「タビー」とともに、“物語を読む体験”を提案する新作ブックチャームを打ち出す戦略的プロジェクトである。

ブランドは、ショート動画が当たり前のデジタル環境で育ったZ世代だが、いま改めて本や長編の物語に惹かれているというインサイトに着目。情報が絶え間なく流れる時代だからこそ、じっくりと物語に向き合う時間が、自分自身を見つめ直す手段になっているという背景がある。

コーチはこうした動きを踏まえ、ストーリーテリングを単なる表現方法ではなく、ブランドパーパスである「Courage to Be Real(リアルに生きる勇気)」を実践するための具体的なアクションとして位置づけている。

コーチの最高マーケティング責任者(CMO)、ジューン・シルバーステイン(June Silverstein)は次のように述べている。

「世界中の Z 世代の声に耳を傾けるなかで、最も明確に見えてきたのは、ストーリーテリングが自分自身をどう理解し、これからどんな存在になっていくのか捉えるうえで、中心的な役割を果たしているという点でした。分断、デジタル過多など、常にスピードが求められる現代において、多くの人が本や長編の物語を、心の拠りどころとして挙げています。それは、立ち止まり、内省し、つながりを感じられる場所だと語っていました。 “Explore Your Story(あなたの物語を描こう)” は、こうしたインサイト、そして自分自身の物語を描こうとする世代のそばに寄り添いたいという私たちの想いから生まれたキャンペーンです。」

多様な領域を横断するグローバルキャスト

キャンペーンの核となる2本のムービーには、映画、音楽、スポーツといった多様な分野で活躍する6名が登場する。

グローバル・アンバサダーとして参加するのは、俳優のエル・ファニング(Elle Fanning)、俳優・プロデューサーのストーム・リード(Storm Reid)、韓国のアーティストであるソヨン(SOYEON)、日本のシンガーソングライター幾田りら(Lilas Ikuta)。さらに、WNBAのルーキー・オブ・ザ・イヤー受賞者であるペイジ・ベッカーズ(Paige Bueckers)、中国のシンガーであるシャン・イーチュン(Shan Yichun)が加わる。

ムービーはマーカス・イバネス(Marcus Ibanez)監督が手がけ、登場人物が本を手に取ることで周囲の世界が変化していく様子を描写。物語が勇気とつながりを生む力を、親密な映像表現を通じて提示する。スチールビジュアルはフォトグラファーのエレイン・コンスタンティン(Elaine Constantine)が撮影を担当している。

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「読む」ブックチャーム

同キャンペーンの象徴的プロダクトが、実際に読むことのできるブックチャームである。タビーバッグに添えるアクセサリーとして展開され、世界各国の文学作品から選ばれた全12種がラインナップする。

選定作品には、ジェーン・オースティン(Jane Austen)の『Sense and Sensibility』、マヤ・アンジェロウ(Maya Angelou)の『I Know Why the Caged Bird Sings』、ジャンディ・ネルソン(Jandy Nelson)の『I’ll Give You the Sun』、日本からは宮下奈都の『羊と鋼の森』、恩田陸の『蜜蜂と遠雷』などが含まれる。いずれも自己表現をテーマに据えた作品であり、Z世代との対話を通じて選ばれたという。

 

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グローバル・カルチャーパートナーシップ

また、同キャンペーンでは、Z世代主導のコミュニティやカルチャープラットフォームとの協働が展開される。俳優・プロデューサーのリース・ウィザースプーン(Reese Witherspoon)が支援する読書コミュニティ「Sunnie」、中国の若者向けメディア「China Youth Daily」、出版社のペンギン・ランダムハウス(Penguin Random House)などが協力。さらに、WNBAや中国の動画プラットフォーム「Bilibili」とのパートナーシップも実施される。

シルバーステインはこう続ける。

「ストーリーテリングは決してひとつの枠の中だけで生まれるものではありません。自己表現も同じです。ファッション、文学、スポーツ、デジタルカルチャーといった多様な領域のパートナーを意図的に結びつけたのは、Z 世代がアイデンティティをひとつのカテゴリーだけで捉えていないからです。私たちの役割はコミュニティの代弁者になることではなく、ストーリーテリングの力、そしてリアルに生きる勇気を信じる多様な声が集まり、共に語り合える場をつくることだと考えています。」

日本での体験型施策と社会的連動

さらに日本では、自分だけのオリジナルノートブックを制作できる体験型プログラム「COACH Workshop」を開催。事前予約制で実施され、キャンペーンテーマと連動した参加型コンテンツを提供する。

また、コーチ財団による非営利プログラム「Dream Day」も2026年は「Write Your Next Chapter」をテーマに実施。若者がコミュニティづくりやメンターシップ、ストーリーテリングのワークショップを通じて自らの未来を描く機会を創出する。

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