3月16日(現地時間)、クリスチャン・ディオール・クチュール(Christian Dior Couture)とユネスコは、女性リーダーのエンパワーメントおよびサヴォワールフェールの継承を推進するため、両者のパートナーシップを更新した。
この節目に際し、クリスチャン・ディオール・クチュールの会長兼CEO(最高経営責任者)であり、LVMHの取締役会および執行委員会メンバーでもあるデルフィーヌ・アルノー(Delphine Arnault)と、ユネスコ事務局長のカレド・エル・エナニー(Khaled El Anany)が直接会談し、パートナーシップ更新の調印を行った。
席上には「Women@Dior & UNESCO」のメンティーたちも同席。それぞれの経験を語り、プログラムへの参加を通じた学びや成長を振り返った。対話のテーマは、クリエイティブなリーダーシップから社会的持続可能性、そして技術の継承にまで及ぶ、未来に必要なスキルの在り方へと広がった。
「Women@Dior & UNESCO」は、プログラム開始以来、60カ国以上から2,800名以上の参加者を支援してきた実績を持つ。参加者の専門分野も多岐にわたり、ファッション業界に限らず広く門戸を開いてきた。
今回更新されたパートナーシップは、女性の教育とエンパワーメントの促進、そしてサヴォワールフェールの継承という2つのコアコミットメントを軸に構成されており、今後の具体的な取り組みの基盤となる。
ディオールとユネスコによるこのアライアンスは、ファッションハウスが社会的使命を担う存在として、業界の枠を超えた影響力を発揮しようとする姿勢を示すものだ。職人技術の保存と次世代への継承、そして女性のリーダーシップ育成という2つの課題に同時に向き合うこの取り組みは、サステナビリティをより広義に捉えた現代のブランドの在り方そのものといえる。
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