3月26日(現地時間)、「オフ-ホワイト™(Off-White™)」は、新プロジェクト「10×10:オフ-ホワイト™ アイコンズ・リイマジンド(10×10: Off-White™ Icons Reimagined)」を発表した。
同プロジェクトは、ブランドのアーカイブを象徴する10のアイコンを“白紙のキャンバス”として提示し、世界で活躍する10人のクリエイターによって再解釈する試みだ。過去の再訪ではなく、“それをどう再解釈するか”という問いを起点に、オフ-ホワイト™が掲げてきた革命的思想を現代において更新する実験的な取り組みである。
その根底にあるのは、「すべてを疑え(Question Everything)」というブランド哲学。ファッションにとどまらず、デザイン、音楽、建築といった領域を横断しながら、新たなカルチャーの文脈を生み出してきた同ブランドは、このプロジェクトにおいてもその姿勢を継続する。
「10×10」は、過去だけを称えるものではなく、新たな視点、多様なコミュニティ、そして異なる文化的背景を持つクリエイターたちが交差することで、次なる“ハック”が模索していく。
多様なクリエイターが再解釈する10のアイコン
同プロジェクトには、音楽、ファッション、ビジュアルアートなど多領域で活躍するクリエイターが参加している。ミュージシャンのキッド・カディ(Kid Cudi)、エイサップ・ナスト(A$AP Nast)をはじめ、デザイナーのアヴァ・ニルイ(Ava Nirui)、細川雄太(Yuta Hosokawa)、ラウル・ロペス(Raul Lopez)、ギジェルモ・アンドラーデ(Guillermo Andrade)、さらにフォトグラファーやスタイリストとして活動するレネル・メドラノ(Renell Medrano)、ヴェネダ・カーター(Veneda Carter)、ステファン・アシュプール(Stéphane Ashpool)、バフィック(Bafic)らが名を連ねる。
彼らは全員、ブランドとの既存の関係性を持ちながら、それぞれの視点と美学を持ち込み、既存のコードを再構築している存在だ。恐れを知らない姿勢と強い個性を前提に、与えられたアイコンを未来へと接続する。
各クリエイターは、「Tシャツ」「バッグ」「ウィメンズウェア」「スニーカー」「ヴァーシティジャケット」「フーディ」「デニム」「アイウェア」「ファインプリント」「オブジェクト」という10のカテゴリーを担当し、それぞれの領域において、オフ-ホワイト™のシグネチャーを再解釈する。
グローバル展開と限定プロダクト
なお、「10×10」プロジェクトは、2026年5月から2027年4月にかけて、世界各地でのイベントを通じて展開予定。各都市での発表とともに、クリエイターによる限定プロダクトも順次公開される。
ブランド創設者であるヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が築いた「開かれた創造のプラットフォーム」という思想を受け継ぎながら、次世代のクリエイティブへとつないでいく「10×10」は、オフ-ホワイト™が現在進行形で示す、カルチャーの新たな方向性だ。
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