英国発メンバーシップクラブ「ソーホーハウス(Soho House)」、4月6日に日本初拠点「ソーホーハウス東京」を青山・表参道に開業へ

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グローバルに展開する英国発メンバーシップクラブ「ソーホーハウス(Soho House)」が、2026年4月6日(現地時間)に東京・青山/表参道エリアで日本初拠点「ソーホーハウス東京(Soho House Tokyo)」を開業する。

約75,000平方フィートの大規模施設には、宿泊客室やルーフトッププール、ウェルネススタジオなどが入居し、年会費は最大62万円に設定されている。

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ソーホーハウス東京のルーフトッププール。岐阜・多治見で製作された藍と白の特注タイルを採用し、東京の街並みを一望できる。© Edvinas Bruzas / Soho House

1995年にロンドンのニック・ジョーンズ(Nick Jones)が創設した「ソーホーハウス(Soho House)」は、クリエイターや文化人を主なメンバー層とする国際的な会員制クラブとして知られる。現在では、ニューヨーク、ロサンゼルス、マイアミ、ベルリン、パリ、ミラノなど世界各都市に拠点を展開しており、グローバルなクリエイティブネットワークの中核を担う存在へと成長している。東京・南青山(港区南青山3丁目8−35)への出店は、同ブランドにとってアジア展開における重要な戦略拠点となる見込みだ。

施設は約75,000平方フィートの大規模空間に、2フロアのクラブスペース、ルーフトッププール(約4,000平方フィート)とテラス、13階のウェルネススタジオ、イベントスペース、そして42室の宿泊客室が集約される。屋上からは東京タワーや富士山を望むパノラマビューが広がる。

日本文化を再解釈した空間デザイン

インテリアのコンセプトは「英国のマキシマリズムと日本のクラフツマンシップの融合」。1階のメインエントランスのレセプションデスクには京都・牧野漆工芸による漆パネルを採用し、KAMISM(カミズム)による手漉き和紙で壁面を仕上げている。

13階クラブラウンジには日本の伝統的な漆をイメージした深いバーガンディレッドの色調と英国らしいクラシカルな羽目板のコントラストが広がり、畳のパターンをモチーフにした天井意匠が施されている。

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13〜14階のクラブスペース。バーガンディレッドの壁面と和の照明、英国・欧州・日本のヴィンテージ家具が混在する。© Edvinas Bruzas / Soho House

13階と14階をつなぐ木製の螺旋階段も施設を象徴するデザイン要素の一つだ。14階のクラブバーには、ムラーノ製シャンデリアと和紙照明がコントラストを描き、中央にはレザー張りのバーにオニキスの天板を配している。DJブースも備えており、夜間はライブ空間としても利用可能。

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温かみのある照明とアート作品が共存するクラブラウンジ。
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13〜14階をつなぐ木製螺旋階段。© Edvinas Bruzas / Soho House

東西の感性が交差するダイニング体験

館内のフード&ドリンクは、ヨーロッパのクラシックなコンフォートフードと、日本のローカルフレーバーを融合したレパートリーとなっている。週替わりの丼メニューや、舞茸ソースを添えた料理、英国パブの定番であるローストチキンなど、多様な文化背景を横断するメニューが揃う。

13階のクラブスペースには寿司カウンターを設置し、本格的な江戸前寿司を提供。また、ハウスキッチンでは日本の旬の食材を取り入れた英国料理をシェアスタイルで展開する。シグネチャーディッシュには、「フィッシュ&チップス」や「和牛ソーセージロール黒にんにくソース」などが含まれる。

さらに、日本の素材や香りを取り入れたクラフトカクテルも展開され、ジャスミンや青じそを用いた「ハイボール・フィフティ」など、ローカル文化との融合を象徴する一杯が提供される。

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ウェルネスと都市的ライフスタイルの融合

13階に位置するウェルネススタジオは、全面窓による開放的な空間設計が特徴であり、ヨガやピラティス、HIITなど多様なプログラムに対応。スタジオは2つのゾーンに分かれ、マットベースのトレーニングとリフォーマーピラティスを中心としたダイナミックなセッションを提供する。

また、スムージーや煎茶、コンブチャなど、身体の内側から整えるドリンクメニューも用意され、ウェルビーイングを包括的に提案する空間となっている。

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日本のクラフトを再構築した客室デザイン

42室の客室は、日本茶から着想を得たカラーパレットで統一され、ヴィンテージ着物をアップサイクルした生地や裂織を用いた装飾備品、京都・牧野漆工芸による漆仕上げのベッドサイドテーブル、名古屋タイルを用いたバスルームなど、日本各地のクラフトが随所に取り入れられている。全室にバルコニーを備え、都市の眺望を望める。

スタッフユニフォームは「オニツカ タイガー(Onitsuka Tiger)」とのコラボレーションにより、日本のデニムを着想源とした「DENIVITA™」シリーズをベースに制作された。

空間に溶け込むアートコレクション

館内には、日本にルーツを持つまたは日本で活動する40名以上のアーティストによる作品も展示される。コレクションの約3分の1は本施設のために制作されたコミッション作品である。毛利悠子による「Bride(Contingency)」や池田亮司の壁面型メディアインスタレーション「data.scape [universe]」など国際的に評価が高い作品も含まれる。

さらに、若手クリエイターを支援する「Soho Mentorship」プログラムも2026年9月より東京で開始予定であり、会員制施設としての枠を超え、次世代クリエイティブ人材の育成拠点としての役割も担っていく。

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14階への階段付近に展示される池田亮司「data.scape [universe]」。施設最大規模の新メディアインスタレーション。© Edvinas Bruzas / Soho House

【施設・メンバーシップ概要】

    • 施設名:ソーホーハウス東京
    • 開業日:2026年4月6日
    • 所在地:東京都港区南青山3丁目8−35
    • 総面積:約75,000平方フィート
    • 客室数:42室
    • 年会費 — Every House¥620,000(Under 27: ¥375,000)
    • 年会費 — Local House¥505,000(Under 27: ¥290,000)
    • Soho Mentorship 開始2026年9月予定 ※年会費はすべて税込み
    • 申込: sohohouse.com/ja/houses/soho-house-tokyo

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