ドルチェ&ガッバーナ(Dolce & Gabbana)の共同創業者であるステファノ・ガッバーナが会長を辞任

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4月9日(現地時間)、イタリアのラグジュアリーブランド「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce & Gabbana)」の共同創業者であるステファノ・ガッバーナ(Stefano Gabbana)が会長職を辞任していたことが判明した。辞任は2025年12月時点で行われていたが、今回初めて公に報じられたものだ。同氏は現在、保有する約40%の株式の扱いについても検討しているとされる。

後任の会長には、ドメニコ・ドルチェ(Domenico Dolce)の兄であり現CEOのアルフォンソ・ドルチェ(Alfonso Dolce)が就任。経営の主導権は引き続き創業家に置かれる。

さらに、経営陣の再編の可能性も浮上している。元グッチ(Gucci)のCEOであるステファノ・カンティーノ(Stefano Cantino)が、トップマネジメントに加わる見通しと報じられているが、現時点で正式発表はない。

財務面でも同社は重要な局面にある。米ブルームバーグの報道によれば、ブランドは現在約4億5,000万ユーロ規模の負債を抱えており、債権者との交渉を進めているとのこと。これに伴い、2030年までを期限とする約3億ユーロのリファイナンスに加え、ビューティ事業拡大に向けた約1億5,000万ユーロの追加資金の確保も進められている。

ラグジュアリー市場全体が減速する中、同社もその影響を受けている。一方で、フレグランスやコスメを含むビューティ領域は引き続き成長を維持しており、今後の戦略の中核を担う分野と見られる。

なお、今回の会長辞任が、ブランドからの完全な離脱につながるかどうかは現時点では明らかになっていない。

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