4月22日(現地時間)、俳優のティモシー・シャラメ(Timothée Chalamet)が、独立系時計ブランド「ウルバン ヤーゲンセン(Urban Jürgensen)」に少数出資し、パートナー兼クリエイティブ・アドバイザーとして参画したことが明らかになった。
Summary
- ティモシー・シャラメがウルバン ヤーゲンセンに少数出資し、パートナーとして参画
- 同時にクリエイティブ・アドバイザーとして、今後のプロジェクトやブランド戦略にも関与
- 両者の関係はコレクターとしての関心から始まり、価値観の一致を背景に発展
- シャラメは近年、独立系時計ブランドへの関心を深め、UJ-2などを継続的に着用
- ウルバン ヤーゲンセンは1773年創業、2025年に再始動し、ブランド再構築を進めている
コレクターから始まった関係性
ウルバン ヤーゲンセンは、シャラメが少数株式を取得しパートナーとして参画することを発表した。ローゼンフィールド家が所有する同社において、同氏は外部投資家の一員として一定の持分を保有する立場となる。また、今後はクリエイティブ・アドバイザーとしてブランドの各種プロジェクトにも関与していく予定だ。
シャラメが企業においてパートナーという立場を担うのは今回が初めてのこと。ブランドによれば、両者の関係はコレクターとしての接点から始まり、価値観の一致を背景に自然に発展してきたものだという。従来の広告契約とは異なり、より深いレベルでの関与が前提となっている。
シャラメは次のように語っている。
「数年前、私が深く尊敬する映画監督がきっかけで、職人的な時計製造に興味を持ちました。派手さではなく、長年の鍛錬と忍耐、そして最終的な熟練を必要とする世界です。映画制作と同様に、精密な表現だと感じました。IMAXスクリーンで展開されるものと、48×40×10ミリの中に収まるものという違いはありますが、どちらもひとつの世界を内包できる点で共通していると思います。アンディとアレックス・ローゼンフィールドにウルバン・ヤーゲンセンを紹介された際、時計そのもの、クラフト、プロセス、そして“正しく作ること”に焦点が当てられている点に強く惹かれました。従来のエンドースメントとは異なり、よりクリエイティブな協働関係であると感じています。この世界に関わり続けられることを楽しみにしています。」
また、CEOのアレックス・ローゼンフィールド(Alex Rosenfield)は「独立系時計製造の本質に根ざしながらも、現代的な視点をもたらすという我々の使命を共に前進させていきたいです」と述べている。
独立系時計への傾倒と継続的な関与
シャラメは近年、独立系時計ブランドへの関心を強めており、「サイモン ブレット(Simon Brette)」、「フランク ミュラー(Franck Muller)」、「アクリヴィア(Akrivia)」などの時計を着用してきた。中でもウルバン ヤーゲンセンの「UJ-2」は象徴的な存在であり、2025年の映画『Marty Supreme』のプロモーションや、その後のレッドカーペットで繰り返し着用されている。
さらに、シャラメはカリ・ヴティライネン(Kari Voutilainen)らと直接対話し、時計製造のプロセスについて学習を重ねてきたという事実も伝えられている。
253年の歴史と再始動するブランド
ウルバン ヤーゲンセンは1773年にコペンハーゲンで創業された、時計業界でも屈指の歴史を持つ。創業者ウルバン・ヤーゲンセンは、デンマーク王室御用達の時計師および海軍のクロックメーカーとして知られる存在だ。
ブランドは長い歴史の中で複数のオーナーシップを経ており、近年では2021年にカリ・ヴティライネンとローゼンフィールド家を中心とする投資家グループにより取得された。その後、2025年にブランドは再始動し、独立系時計製造の伝統を継承しながら現代的な再構築を進めている段階にある。

Copyright © 2026 Oui Speak Fashion. All rights reserved.
