ラルフローレン（Ralph Lauren）、4月17日にニューヨークで「2025年秋冬ショー」を開催へ

3月5日（現地時間）、ラルフローレン（Ralph Lauren）は、2025年4月17日に、「2025年秋冬ショー」をニューヨークで開催することを発表した。ニューヨークファッションウィークの公式日程外で行われるこのショーは、昨年9月にハンプトンズで披露された2025年春夏コレクション以来となる。

ハンプトンズで行われた特別な2025年春夏ショー

デザイナーのラルフ・ローレン（Ralph Lauren）は、50年以上にわたりハンプトンズに家族で集い、その自然の美しさとタイムレスなエレガンスからインスピレーションを得てきたという。「2025年春夏ショー」では、ハンプトンズの空や海を連想させるホワイトとブルーを基調としたカラーパレットや、砂浜のようなサンドベージュのアイテムが登場し、リゾートムードを演出した。ショーの構成は、「ラルフローレンコレクション（Ralph Lauren Collection）」「パープルレーベル（Purple Label）」「ポロラルフローレン（Polo Ralph Lauren）」のメンズ、ウィメンズ、キッズとなっており、馬術や海洋の要素を取り入れたデザインが特徴的だった。

また、ショーの後には、クラシックなアメリカ料理を楽しめるラルフローレンのレストラン「ザポロバー（The Polo Bar）」を忠実に再現した空間にゲストを招待し、ディナーと共に特別な夜が演出された。

ラルフローレンの多面的な功績

近年、ラルフローレンは、ファッションだけでなく、スポーツやビジネスの分野でも影響力を強めている。2024年のパリオリンピックでは、米国代表チームの公式ウェアを提供。さらに、2024年12月28日までの3カ月間で売上高は前年同期比11%増の21億ドルを記録した。

また今年1月には、ローレン自身がファッションデザイナーとして史上初の大統領自由勲章（Presidential Medal of Freedom）を受章。先見の明を持ったファッションデザイナー、先駆的な起業家、革新的なビジネスリーダー、さらに献身的な慈善活動家として、ローレンの功績が最高位の勲章にて評価された。