ボッテガ・ヴェネタ 職人養成学校 アカデミア・レイバー・エ・インゲニウムを開校

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ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)は、職人のクラフツマンシップを支援し、向上させる為に、アカデミア・レイバー・エ・インゲニウム(the Accademia Labor et Ingenium)を設立し、その取り組みをさらに強化していく。

アカデミア・レイバー・エ・インゲニウムは、10月16日(現地時間)より開講。研修が行われるのは、北イタリアのモンテベッロ・ヴィチェンティーノにあるボッテガ・ヴェネタのアトリエと、ドゥエヴィル近郊のポヴォラロにあるボッテガ・ヴェネタの製造拠点に新設された専用スペースとなる。

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Courtesy of Bottega Veneta

同校ではボッテガ・ヴェネタの従業員や新入社員、外部の学生たちが、研修活動やワークショップ、コースを通じて熟練の職人から学ぶことができる常設の工房として機能していく予定だ。年間の生徒の受け入れは50名と限定しており、プログラム修了後はボッテガ・ヴェネタが雇用を保証する。

ボッテガ・ヴェネタのマスター職人5名がレッスンを担当するほか、既存の従業員にはアップサイクルやスキルアップのための個人指導を行い、また地元のパートナーとも協力し、この地域のメイド・イン・イタリーの工芸を広く紹介する。これには、「職人的創造プロセス」と題したヴェネチア大学と提携し実施される「マスタークラス」も含まれる。
同メゾンのこうした取り組みには、世代を超えて交流することで、クラフトのノウハウが継承されていくことへの願いが込められている。

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Courtesy of Bottega Veneta

また、ボッテガ・ヴェネタで最も長く働く従業員の一人であるルジェロ・ネグレット(Ruggero Negretto)も、同校のマスター職人集団に加わっており、ボッテガ・ヴェネタが受け継いできた技術、価値観、企業文化を伝授していく。

ネグレットは、「コミュニティ、創造性、文化遺産のすべてにおいてボッテガの伝統を継承し、このユニークな知識を新しい世代に伝えることに名誉と責任を感じている。」と述べた。

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Courtesy of Bottega Veneta

ボッテガ・ヴェネタのレオ・ロンゴーネ(Leo Rongone)最高経営責任者は、「アカデミア・レイバー・エ・インゲニウムは、ボッテガ・ヴェネタ独自のサヴォアフェールを守るための重要な戦略的柱です。」とコメント。

「卓越した技術と創造性は、ボッテガ・ヴェネタというブランドにとっても、私たちの故郷であるヴェネト州の伝統にとっても不可欠なものです。アカデミアでは、ボッテガ・ヴェネタの中核をなす集団の理念を新たなレベルに引き上げ、スキルの共有と革新の豊かな歴史を土台に、未来の職人を育成していきます。」と、アカデミア・レイバー・エ・インゲニウムの展望について述べた。