ジャックムス(Jacquemus)のCEO、バスティアン・ダグザン氏が退社へ

Jacquemus

ジャックムス(Jacquemus)の社長兼CEOであるバスティアン・ダグザン(Bastien Daguzan)氏が退任を発表した。ダグザンは2022年5月からCEOを務めていたが、12月23日に正式に同社を去る。

英メディア『BoF』が引用したプレスリリースの中で、ダグザンは、「サイモンの信頼と、チームとともに歩んできた素晴らしい旅に感謝したいです。」「彼は常に大きなインスピレーションの源であり、私はこの冒険の一部になれたことを非常に誇りに思います。」とコメント。

2009年のブランド立ち上げ時から2022年の4月まで、社長職は創業者のサイモン・ポート・ジャックムス(Simon Porte Jacquemus)が兼任して行っていたが、同社は2022年5月にダグザンをCEOとして迎え、正式な提携を固めた。ダグザンは就任以前より、パコ・ラバンヌ(Paco Rabanne)のジェネラル・ディレクターを務めたり、ジャクムスのコンサルタントとして専門知識を提供したりと、同ブランドとの関係を築いていた。また、同ブランドのランウェイショーでもおなじみの顔として知られていた。

ジャックムスは、前CEOに感謝の意を表し、2年近くにわたるパートナーシップについて「バスティアンは会社とそのリーダーシップの原動力でした。彼の新たな活躍を祈ります。」と述べた。

同社の2022年の売上高は2億ユーロ(2億2,000万ドル)を達成し、順調に成長を遂げている。また、2025年までには5億ユーロの売り上げを目指すという野心的な目標を掲げており、今後もオペレーションにおいて高度なスキルを持つ経営リーダーが必要になるだろう。

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