マーク ジェイコブス(MARC JACOBS )、ビューティーラインを2025年に再始動

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市場から姿を消していたマーク・ジェイコブス・ビューティが再び戻ってくる。

プレスリリースによると、マーク・ジェイコブス・ビューティは、数々のラグジュアリーブランドのフレグランスを手掛けている美容コングロマリットであるコティ(Coty)と新たな契約を結び、復活する。関係者によると、両社のライセンス契約は15年以上に及び、2025年に新商品が発売される可能性が高いとのこと。

コティのCEOであるスー・ナビ(Sue Nabi)氏は、「20年目を迎えたマーク・ジェイコブスのメゾンとの長年契約の拡大と延長は、私たちのパートナーシップの永続的な成功とブランドの無限の可能性の証しです」と声明の中で述べた。

「コティとのパートナーシップを通じて、マーク・ジェイコブスのフレグランスは大成功を収め、アイコニックなデイジー・マーク・ジェイコブスとパーフェクト・マーク・ジェイコブスのフランチャイズのおかげで、世界の女性用フレグランスのトップ10に入るまでに成長しました。コティとの提携によるマーク・ジェイコブスのコスメティック・ポートフォリオの復活は、世界中の消費者から待ち望まれています。」と続けた。

マーク・ジェイコブス・ビューティは、2013年にLVMH傘下のインキュベーターKendoと共に販売を開始。ブランド立ち上げの瞬間から、北米市場では2,000万ドル以上の売上が見込まれており、その人気はメイクアップとスキンケアの両ラインとも、瞬く間に顧客やメイクアップアーティストの間で広まった。

しかし、2021年7月にマーク・ジェイコブス・ビューティの商品が大幅に値下げされたことで、ブランドの閉鎖が囁かれるようになった。当時のブランドの広報担当者はBusiness of Fashionの取材に対し、「マーク・ジェイコブス・ビューティは廃止されません。現在、私たちは今後世界中の顧客にリーチするための最善の方法を戦略化しているところです」と、ブランドの廃止を否定していたが、最終的には、製品が小売店から一斉に姿を消すという結果となった。

マーク・ジェイコブス・インターナショナルのCEOであるエリック・マレシャル(Eric Marechalle)氏は、「マーク・ジェイコブスのクリエイティブなビジョンに命を吹き込むことは私たちの不変の目標であり、ビューティーはそれを消費者に届ける上で重要な役割を果たします。マーク・ジェイコブス・ビューティーの忠実なファンが、その復活を熱烈に望んでいることは、マークの揺るぎない文化的関連性だけでなく、私たちの価値観とコミットメントを共有するパートナーと提携することの重要性を物語っています。コティがマーク・ジェイコブス・ビューティーを新たな高みへと導くチームであることは疑う余地もありません」と語った。

 

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