プラダ（PRADA）、国連のグローバルコンパクトに参加へ

12月12日（現地時間）、プラダ・グループ（Prada Group）は、国連グローバル・コンパクト・イニシアティブに参加することを発表した。この取り組みは、責任あるビジネスプラクティスの開発、実施、開示を目的とした、世界最大の企業サステナビリティ・イニシアティブだ。

国連グローバル・コンパクトは、人権、労働基準、環境、腐敗防止の各分野で普遍的に受け入れられている10原則に基づき、自社の事業と戦略を調整し、持続可能な開発目標（SDGs）に具体化されている国連の目標や課題を支持する行動をとるよう、世界中の企業に呼びかけている。

プレスリリースによると、2000年に発足した国連グローバル・コンパクトには、160カ国以上に拠点を置く15,000以上の企業と3,000以上の非企業が加盟しており、70以上の地域ネットワークを持っている。

プラダ・グループのCSR責任者であるロレンツォ・ベルテッリ（Lorenzo Bertelli）は「国連グローバル・コンパクトに参加することで、プラダ・グループは、私たち全員が望む未来を築くために、コミュニティ全体に長期的な価値を生み出すことができ、より持続可能な発展を生み出すというコミットメントを強化します。」と述べ、「真の変化を実現するためには、共通の目的を共有し、異なるセクターのプレーヤーがシナジー効果を通じて力を合わせることが極めて重要です。」と続けた。