トム フォード(TOM FORD)新エグゼクティブ リーダーシップ チームを発表

TOM FORD

トム フォード(Tom Ford)の新しいエグゼクティブ・リーダーシップ・チームが決定した。ブランドの社長兼最高経営責任者にはギョーム・ジェセル(Guillaume Jesel)が就任し、フォードの後任となるクリエイティブディレクターには、ピーター・ホーキングス(Peter Hawkings)が任命された。

4月26日(現地時間)、トム フォードは2023年フォールコレクションをサプライズで公開し、同時にフォード自身がブランドから去ることを発表したばかり。親会社のエスティ・ローダー・カンパニー(the Estée Lauder Companies Inc.)は、4月28日(現地時間)に28億ドルでトム フォードの買収を完了した事を報告。ゼニア・グループはファッションとアクセサリー事業のライセンスを、マルコリン・グループはアイウエアのライセンスを取得する。

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クリエイティブディレクターに就任するホーキングスは、1998年にフォード率いるグッチでキャリアをスタートさせ、フォードと密接に協力しながらグッチのメンズウェア・コレクションを開発し、大成功を収めてきた人物だ。2006年にはグッチを退社し、トム フォードの名を冠したブランドの立ち上げに参加。フォードの長年の協力者として知られ、テーラリング、スポーツウェア、レザーグッズ、アクセサリーなど、トム フォードのメンズウェアのすべてのカテゴリーのデザインと生産を監督する役割を担っている。

フォードはホーキングスについて「ピーターは25年前にグッチのメンズウェアのデザインアシスタントとして私のもとで働き始め、急速に昇進して同社のシニアメンズデザイナーとなり、その後トム フォードブランドで私のもとにやってきました」「ピーターは、このブランドの成功に大きく貢献してくれました。彼は、業界で多大な経験を積んだ、非常に才能あるリーダーです。」と述べた。