この秋、ユニクロ(Uniqlo)から新たなウィメンズライン「UNIQLO : C(ユニクロ:シー)」がデビューする。
8月17日(現地時間)、ユニクロはファッションデザイナーのクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)氏とタッグを組み、新たなウィメンズコレクション「UNIQLO : C(ユニクロ:シー)」のリリースを発表。2023年9月15日(金)より2023年秋冬コレクションの発売が開始する。ユニクロが展開する機能性が高く、毎日着まわせるライフウェアに、ワイト・ケラー氏の繊細で柔らかなデザインと色使いとモダンなシルエットが加わり、更なる変革を起こして行く。
「UNIQLO : C」のコンセプトは、Curiosity(好奇心)、Conversation(会話)、City(都市)、Clarity(明快さ)、Connection(つながり)、Creativity(創造性)など、コレクションのインスピレーション源となった言葉の数々とともにクレア・ワイト・ケラーの”C”を表したもの。ワイト・ケラー氏は、「C」が象徴する様々な要素を基に、自身の豊富な経験を通じて磨かれた卓越した技術と洗練されたデザインを融合させ、人々の日常に寄り添う快適さと機能性を重要視したコレクションを展開する。
たとえば、クラシックなトレンチコートは、一年中着用可能なギャバジンツイル素材を使用して、カジュアルでありながらもシックな印象に。パフテックブルゾンとコートには、軽量で保温性に優れた高機能中綿が採用される。柔らかく光沢のあるサテン素材は、ヒートプレス技術を駆使して美しいプリーツの入ったロングスカートに変貌を遂げた。
さらに、カジュアルなパンツ、繊細な花柄やペイズリープリントが美しく映えるシフォンプリーツスカートやドレス、リラックスシルエットのニット、コンパクトなカーディガン、ボーイフレンド風のハーフジップセーターなど、秋冬のワードローブをより洗練されたスタイルにアップグレードしてくれる魅力的なアイテムが揃う。また、アイコニックは「ラウンドショルダーバッグ」には、柔らかで洗練されたレザータッチ素材を備えており、スタイリングを締めくくるためのシューズにも、多彩なバリエーションが展開される。
ワイト・ケラー氏はプレスリリースの中で、「ユニクロの新しいウィメンズ ラインを創ることになり、光栄に思っています。革新的な技術と機能性を追求するユニクロのデザイン哲学は、長年高く評価すべきと感じていました。」とコメント。また「繊細でシンプル、完璧なディテールを誇る日本の美意識に憧れてきた私にとって、ユニクロの優秀なチームとともにウィメンズウェアに新しい感覚を取り入れ、しかもそれをグローバル規模で発表できることに心躍る気持ちです。」と続けた。
クレア・ワイト・ケラーは、これまでに数多くのファッションハウスでの経験を積み、ロンドンとパリで最高級のラグジュアリーブランドでクリエイティブ・ディレクターとしてプレタポルテからオートクチュールまで幅広いコレクションを手掛けてきた人物だ。2018年には、ブリティッシュ・ファッション・アワードで「ウィメンズウェア・デザイナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。また、2019年には『タイム』誌が選ぶ「世界で最も影響力のある100人」に選出された。
「UNIQLO : C(ユニクロ:シー)」2023年秋冬コレクションは、9月15日(金)から世界の1,500以上のユニクロ店舗とユニクロのEコマースサイトで発売を開始。ユニクロが初めてフットウェアに参入した、ヴィーガンレザーのチェルシーブーツを含む30アイテムで構成される。