ミラノ発のラグジュアリーレザーブランド、ヴァレクストラ(Valextra)は、2026年2月24日から3月2日に渡り開催されたミラノ ファッションウィークの期間中、新作コレクション「Evolving Architecture」を発表した。
同コレクションは、素材とデザインの調和を軸に、ブランドの象徴的なデザインを進化させながら、現代のミラネーゼ・エレガンスを再解釈したものとなっている。
アイコン「Iside」、新たなフォルムへ
今回のコレクションでは、ブランドを代表する「Iside」シリーズに2つの新モデルが登場した。
Iside Editorは、柔らかな構造を持つ横長のフォルムが印象的。日常のスタイルに自然に溶け込む、洗練された佇まいのバッグだ。一方のIside Tinは、クロスボディストラップを備え、都市生活に寄り添う機能性が光る。今季はさらに、シアリング素材を用いたモデルも加わり、シリーズの表現の幅をさらに広げている。
新作トート「Gio」が示す軽やかな女性像
ウィメンズコレクション全体には、リラックスしたムードと軽やかなエレガンスが漂う。その象徴的存在が、新作トートバッグ「Gio」だ。
無駄を削ぎ落としたミニマルなデザインと確かな実用性。その両立こそが、Gioが体現するラグジュアリーの美意識である。
建築から着想を得た展示空間
今回のコレクションは、ミラノのヴィア・マンゾーニ(Via Manzoni)に位置するフラッグシップストアで公開された。展示はクリエイティブスタジオのヤロ スタジオ(Yaro Studio)との協働によるものだ。
インスタレーション空間は、イタリア人建築家アルド・ロッシ(Aldo Rossi)の建築言語と、《Monumento a Sandro Pertini》から着想を得て構成された。建築とプロダクトデザインを重ね合わせることで、コレクションのテーマである「進化する構造美」を空間として表現している。
ヴァレクストラのCEOであるグザヴィエ・ルゥジョー(Xavier Rougeaux)は、今回のコレクションについて次のように述べている。
「ヴァレクストラは構造、感性、素材のすべてにおいて革新を追求しています。本コレクションはその純粋な表現であり、ミラネーゼ・デザインのアイコンが進化し続ける姿を示しています。」
ブランドのアイコンを守りながら、その造形を未来へと更新する試み。ヴァレクストラが提示したのは、建築的思考とクラフツマンシップが融合したモダンラグジュアリーの新たな形である。
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