ヴィクター&ロルフ マリアージュ(Viktor & Rolf Mariage)、幻想の庭園へ誘う2026年春夏コレクションを発表

Viktor & Rolf Mariage
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ヴィクター&ロルフ(Viktor&Rolf)のブライダルライン「ヴィクター&ロルフ マリアージュ(Viktor & Rolf Mariage)」が、2026年春夏コレクションを発表した。今季のテーマは、フェミニニティと芸術的な贅を極めた時代へのオマージュ。王妃の庭園を思わせる豊かなインスピレーションのもと、ロイヤルコートの装いに見られる優雅なエッセンスが現代的に再構築された。

コレクションには、同ブランドならではの構築的なリボンモチーフや繊細なレース刺繍、ボリューム感のあるシルエットが随所に散りばめられている。「Bow Abundance Gown(ボウ・アバンダンス・ガウン)」では、流れるようなリボンの装飾が印象的に施され、時代を超えたアイコニックな意匠が現代のクチュールとして昇華された。

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Bow Abundance Gown

また、王室に愛されたパンジーの花をモチーフにした「Blooming Pansies Lace Mini(ブルーミング・パンジーズ・レース・ミニ)」では、ハンドメイドのレースフラワーがドレス全体を彩り、愛らしさと気品を兼ね備えた佇まいに。構築的でありながらもエアリーな表情を見せるシルエットは、格式あるAライン、ドラマティックなボールガウン、マーメイドライン、そして愛らしいミニドレスまで幅広く展開されている。

なかでもひときわ目を引くのは、「Cascading Bouquets Dream(カスケーディング・ブーケ・ドリーム)」である。幾層にも重なるチュールスカートには、手作業で束ねられたフローラルブーケが優雅に流れ、圧巻の存在感を放つ。

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Blooming Pansies Lace Mini
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Cascading Bouquets Dream

さらに、今季を象徴するのは、ヴィクター&ロルフが独自に開発したリボンジャカード生地である。歴史的な素材やシルエットに、現代的なテキスタイルを巧みに掛け合わせることで、過去と現在を繋ぐ新たな価値観を提示。緻密なドレーピングやプリーツ、刺繍による繊細なディテールワークが随所に散りばめられ、リボンが持つ装飾性と象徴性を再解釈しながら、コレクション全体の美意識を力強く統一している。

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同コレクションは、国際的なブライダルブランドであるジャスティン アレキサンダー(Justin Alexander)との共同制作によって生み出された。ブライダルにおける現代の美意識と、ヴィクター&ロルフが誇る前衛的なクチュールの融合が、ブライドたちに新たな夢のかたちを提示している。

ヴィクター&ロルフ マリアージュ(Viktor & Rolf Mariage)2026年春夏コレクションは、以下のギャラリーから。

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