ステューシー(Stüssy)、ニューヨークにフラッグシップストアを再オープン

Stüssy

カリフォルニア発のストリートウェアブランド、ステューシー(Stüssy) が、このほど、ニューヨークのフラッグシップストアを再オープンさせる。新店舗「ステューシー ニューヨーク チャプター(Stüssy New York Chapter)」は、アメリカ東部時間 2月14日午前11時にグランドオープンを迎える。

ニューヨークにおけるステューシーの歴史と再出発

1980年に南カリフォルニアのサーフカルチャーから誕生したステューシー(Stüssy) は、1990年代初頭にニューヨークへ進出。ストリートウェアのムーブメントが確立される中で、同ブランドのニューヨーク店舗はカルチャーの中心地として存在感を高め、アイコニックなデザインや限定コラボレーションを次々と発信してきた。

しかし近年、クワイエット・ラグジュアリー のトレンドが台頭し、かつて主流だったストリートファッションの勢いがやや落ち着きを見せる中、ステューシーも変革の時を迎える。2023年末、長年の拠点であったソーホーの176 Spring Street に構えていたフラッグシップストアを閉店し、一時的にフィジカルなプレゼンスを失った。

それでもブランドは歩みを止めることなく、昨年10月に新たな旗艦店のオープン計画を発表。そして今回、ニューヨーク・ノリータ地区に「ステューシー ニューヨーク チャプター」をオープンし、ストリートウェアシーンにおけるブランドの存在感を改めて確立する。

ノリータに誕生する新たなフラッグシップストア

新店舗の所在地は、50 Prince Street, New York, NY 10012。ストリートウェアのトレンド発信地として名高いノリータ地区に位置し、これまで以上にブランドの世界観を体現する空間となることが期待される。

また、今回のフラッグシップストアのデザインを手掛けたのは、ウィロ・ペロン(Willo Perron) 率いるペロン–レッティンガー(Perron–Roettinger)だ。これまでにスキムス(Skims)のリテールスペースや、2023年のスーパーボールでのハーフタイムショーのリアーナ(Rihanna)の演出など、アーティストやブランドの空間デザインを数多く手掛けてきた彼らが、ステューシーの新たな拠点をどのようにクリエイトしたのかにも、注目が集まる。

なお、詳細情報や最新ニュースは、ステューシーの公式SNSにて随時配信される予定だ。

 

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