ナイキ(NIKE)がトゥゲザーと再タッグし、『Everyone Watches Women’s Sports』コレクションを発売

NIKE and TOGETHXR

3月28日(現地時間)、ナイキ(NIKE)は、メディア兼コマースブランドのトゥゲザー(TOGETHXR)と再び手を組み、女子スポーツの価値を可視化する新アパレルコレクション「Everyone Watches Women’s Sports™」を発表した。両社はこのパートナーシップを通じて、革新・インスピレーション・投資・そして次世代の可視性向上という4つの柱を軸に、女子アスリートの未来を支える取り組みを推進する。

今回登場したコレクションには、ソフトでしっかりとした着心地のコットン製Tシャツ、ミッドウェイトのフレンチテリー素材を使用したフーディ、そしてリラックス感のあるミッドデプスデザインのクラブキャップがラインナップされる。カラーは、トゥゲザーのオリジナルTシャツを彷彿とさせるダークトーン「ブラック(Off Noir)」と、初の明るい色調となる「ホワイト(Sail)」の2色展開となっている。

女子スポーツに光を当てるTOGETHXR、そのビジョンと使命

トゥゲザーは、ナイキ契約アスリートであるアレックス・モーガン(Alex Morgan)、スー・バード(Sue Bird)、クロエ・キム(Chloe Kim)、シモーネ・マニュエル(Simone Manuel)によって設立された、女子スポーツとその周辺文化を中心に据えたメディア兼コマースブランドだ。スポーツにおけるストーリーテリングを通じて、多様な女性の声と活躍を世界に届けてきた。

事実、スポーツ参加者のうち44%が女性であるにもかかわらず、メディアで取り上げられる割合は16%未満という現実がある。トゥゲザーはこの不均衡に対し、カルチャー・アクティビズム・ライフスタイル・スポーツを横断するストーリーテリングを通じて挑み、女性の姿をより多面的に映し出す場を提供している。

こうしたブランドビジョンを反映させたコレクションの中核にあるのが、トゥゲザーの象徴的なスローガン「Everyone Watches Women’s Sports」だ。これは、世界中の女子アスリートたちへのリスペクトと認知度の向上を目的としたメッセージであり、単なるアパレル以上の意味を持つコンセプトである。

トゥゲザーのチーフ・コンテンツ・オフィサーで共同創設者のジェシカ・ロバートソン(Jessica Robertson)は、このコラボレーションについて、次のように語る。

「トゥゲザーは女子アスリートたちの声を増幅し、女子スポーツがただ”観るもの”ではなく、中心に据えられ、投資されるべき存在であることを世界に示すために設立されました。このナイキとのパートナーシップにより、私たちのミッションは次のステージへと進みます。世界中のファンが求めている新しく刺激的なプロダクトへのアクセスを提供するだけでなく、女子スポーツが本来受けるべき尊敬・資源・投資を得る未来を築いていきます。」

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なお、ナイキとトゥゲザーのコラボレーションは、今回が初めてではない。2023年12月にもコラボレーションを実施しており、その際には、全米注目の女子カレッジバスケットボールの試合「USC対UConn」の再戦を記念し、スター選手であるジュジュ・ワトキンス(JuJu Watkins)とペイジ・ビューカーズ(Paige Bueckers)の両選手にフォーカスした「Nike G.T. Hustle 3 TOGETHXR Everyone Watches Women’s Sports Edition」を発表した。

今回の新たなアパレルコレクション「Nike x TOGETHXR Everyone Watches Women’s Sports™」は現在、nike.com、ナイキアプリ、togethxr.com、および全米の一部ナイキ直営店とディックス・スポーティンググッズ(Dick’s Sporting Goods)店舗にて購入可能となっている。

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