6月20日(現地時間)、イタリアのラグジュアリーファッション界における巨匠ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)が、現在自宅にて療養中であることが、アルマーニ社から発表された。これに伴い、同氏は2026年春夏メンズコレクションとして披露されるエンポリオ アルマーニ(Emporio Armani)およびジョルジオ アルマーニ(Giorgio Armani)の両ブランドのランウェイショーを欠席する見通しだ。
90歳を迎えたアルマーニは、長年にわたり自らの手でブランドの全体像を築き上げてきた存在であり、今回の欠席は業界関係者の間に静かな驚きをもって受け止められている。
ブランドが発表した声明では、「アルマーニ氏は、今回発表されるコレクションにも通常通りの献身的な姿勢で取り組んできました。本人は現地には行けませんが、ショーのすべての過程を注意深く見守ります」と強調されている。
なお、6月22日(土)のエンポリオ アルマーニのショーおよび6月24日(月)のジョルジオ アルマーニのショーでは、いずれもメンズウェア部門の責任者を務めるレオ・デルオルコ(Leo Dell’Orco)がショー終了後の登壇を代行する予定である。
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