現代ファッションの先駆者、ジョルジオ・アルマーニ（Giorgio Armani）がミラノで逝去

9月4日（現地時間）、イタリアを代表し、20世紀後半のファッション界に革新をもたらしたデザイナーのジョルジオ・アルマーニ（Giorgio Armani）がミラノでその生涯を閉じた。 91歳だった。

アルマーニ社は今年6月、同氏が体調を崩し、自宅にて療養中であることを公表していた。そのためアルマーニは、2026年春夏メンズコレクションとして披露されたエンポリオアルマーニ（Emporio Armani）およびジョルジオアルマーニ（Giorgio Armani）のランウェイショーを欠席。しかし、7月11日に発表したメッセージでは「9月のミラノ・ファッションウィークで復帰する」と強い意志を示していた。

世界的な名声を誇り、セレブリティとファッションを結びつけたパイオニアとして知られるアルマーニは、1934年7月11日ピアチェンツァで生まれ。世界のファッションシーンを半世紀以上にわたり牽引してきたアルマーニの死去は、業界に大きな衝撃を与えている。