バーバリー（Burberry）、テキサスに新店舗とカルフォニアでポップアップをオープン

英国を代表するラグジュアリーブランドのバーバリー（Burberry）は、米国のテキサスに新店舗とカルフォニアで期間限定のポップアップを開始した。

テキサス州の新店舗は、オースティンのセンチュリー・オークス・テラス（Century Oaks Terrace）近くにある高級ショッピングセンター、ザ・ドメイン（The Domain）内にある。現在ザ・ドメイン（The Domain）では、2025年までの間、数百万ドルをかけたリニューアルの工事が行われているが、このバーバリーの新店舗のオープニングもそのプロジェクトの一環だ。

新店舗の店内は、アーティストのケイシー・マカファティ（Casey McCafferty）がデザインした什器や、英国人アーティスト、トム・アットン・ムーア（Tom Atton Moore ）のラグが敷かれており、バーバリーのクラフツマンシップへのこだわりが見られる空間となっている。

一方、3月14日までカリフォルニア州のコスタメサのサウスコーストプラザ（South Coast Plaza）では、バーバリーの最新ポップアップが開催されている。このポップアップでは、チーフ・クリエイティブ・オフィサーのダニエル・リー（Daniel Lee）が手がけるメンズウェア、ウィメンズウェア、アクセサリーを中心に、ブランドの2024年春コレクションを披露する。

また、このポップアップで見られる最新コレクションのディスプレイは、バーバリーの全店舗で同様に展開され、ブランドは、どの店舗でも顧客に一貫した質の高いショッピング体験を保証する。

2023年秋冬シーズンから新クリエイティブ・ディレクターにダニエル・リー（Daniel Lee）を迎え、ブランドイメージと商品ラインナップを一新したバーバリーだが、ここ最近では売り上げの低迷が見られ、厳しい状況が続いていた。そうした中で、ブランドは、今回の新たな2箇所でのリテール体験を通じて、米国市場でのプレゼンスの向上を図っていく方針だ。

また同社は、流通への投資を継続し、ロンドンのニューボンドストリート、ロサンゼルスのロデオドライブ、東京の表参道など、2024年上半期中に33店舗のオープンまたは改装を実施している。先月には、パリのモンテーニュ通りに新しいストアをオープンさせており、バーバリーの新しいクリエイティブ・ビジョンを反映させた。