オーストラリアのラグジュアリーブランド、ディオン・リー(Dion Lee)は、新最高経営責任者にジェームズ・ミラー(James Miller)を迎えた。
ディオン・リーの新CEOに就任したミラーは、7年間に渡り、コレクテッド・グループ(the Collected Group)でCEOとチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めてきた人物だ。コレクテッド・グループに在籍する前は、テッド・ベイカー(Ted Baker)とラルフ・ローレン(Ralph Lauren)で重役や管理職を歴任してきた。
デザイナーのディオン・リー(Dion Lee)はWWDが発表した声明の中で、「ディオン・リーブランドを拡大し続ける中で、グローバルなブランド展開と戦略的成長の機会をリードするジェームスを迎えることができ、とても嬉しく思っています。」とコメント。
ディオン・リーは、デザイナーのリーによって14年前にシドニーで設立されたブランドだ。近年は、ニューヨーク・ファッション・ウィークの参加ブランドとして名を連ね、シーズン毎のコレクションを発表している。また現在、世界6カ所の旗艦店の他に、世界の200以上の店舗で取り扱いがされており、その規模を拡大し続けている。
今後同ブランドは、アクセサリーやフットウェアへの参入に続き、パートナーシップや単独事業を通じて、いくつかの市場へのさらなる拡大も視野に入れていくという。