5月16日(現地時間)、ヒューゴ ボス(Hugo Boss)は、BOSSブランドにおいてデビッド・ベッカム(David Beckham)と複数年にわたるグローバルなデザインコラボレーションを行うことを発表した。
この戦略的パートナーシップでは、ベッカムが監修・デザインしたカプセルコレクションとシーズンコレクションが展開される。フォーマルとカジュアル両方のメンズウェアに焦点を当てたこのコレクションは、2025年春夏に公開予定だ。
元マンチェスター・ユナイテッドのスター選手から、今や世界で活躍するベッカムのシグネチャースタイルを、ボスの24/7プレミアムライフスタイルのポジショニング、卓越性、最高品質、優れたデザインと融合させることで、これまでにない特別なコラボレーションになるだろう。
ヒューゴ ボスのCEOであるダニエル・グリーダー(Daniel Grieder)は「デビッド・ベッカムは、スポーツとファッションの両分野における真のグローバル・アイコンです。彼の独特な起業家精神とファッションに対する本物の情熱は、私たちのBOSSブランドの価値を完璧に体現しています。私たちは、最初のコレクションが世に出ること、そしてこの複数年にわたるパートナーシップを通してデビッドと密接に協力することをとても楽しみにしています」と語った。
また、デビッド・ベッカムは、「ここ数年、デザインとファッションにもっと時間を費やしたいと思っていましたが、真にグローバルでインパクトのあるものを提供できるブランドとチームとのコラボレーションを確実にしたいと思っていました」と述べ、「長期的なパートナーシップの第一歩となる2024年秋冬キャンペーンを含め、これまで取り組んできたことを共有できることを楽しみにしています」とコメントした。
ブランドは2022年より「ヒューゴ ボス(Hugo Boss)」と「ボス(BOSS)」のそれぞれで大々的なリブランディングを実施し、包括的なデジタル戦略と、インフルエンサーの積極的な起用を始めとする改革を進めてきた。
特にセレブリティを起用したキャンペーンでは大きな成果を上げており、ボスではロサンゼルス・ドジャーズのスーパースターである大谷翔平をアンバサダーに起用し、「BOSS x 大谷翔平」コレクションを発売している。また、今年初めにボスは、スーパーモデルのナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)とパートナーシップを組み、旅行に焦点を当てた新しいレディースウェアコレクションを発表することを発表した。