インスタグラムがリールボーナスプログラムでクリエイターの収益化を可能に

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アメリカ国内のクリエイターがリールで収益を得られるようになる「リールボーナスプログラム」をインスタグラムが発表。

Instagram (インスタグラム)を運営する米Facebook社 (フェイスブック)は米時間2021 年9月29日(現地時間)、インスタグラムがクリエイター支援の新機能「リールボーナスプログラム」を発表した。以前より、フェイスブック社はリールクリエイターへ10 Billionの投資を行なうと発表していたが、ついにそれが実際に動き出す。

このリールボーナスプログラム以前にも、インスタライブではクリエイターがインスタライブで視聴者から投げ銭受け取れるバッジ機能や、アフィリエイト機能、ショッピング機能を導入するなど、クリエイターや企業がインスタグラムのアプリから直接収益に繋げられるようなアップデートを行なってきた。そして今後さらに、インスタグラムは写真共有の場ではなく、TikTok(ティックトック)のように動画がメインのプラットフォームに移り変わっていくのだ。

今回の「リールボーナスプログラム」はインスタグラムユーザー全てが対象になるわけではない。

インスタグラムが発表した条件は以下の通り。

  • アメリカ在住クリエイターであること
  • ボーナスプログラムが導入されるアカウントは招待制である
  • 現時点から2021年度末まで対象になる
  • 2022年からはアメリカ以外の国でもこの「リールボーナスプログラム」が導入予定
  • 収益は、リールの再生回数をベースとしたエンゲージメントで決まる

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Source: Instagram @Creators

また、これからインスグラムで投稿したリールはフェイスブックでも共有可能になる。フェイスブック内では、インスタグラムのリールがフェイスブックのニュースフィードエリアに表示される。これによって、クリエイターはインスタグラム内のユーザーだけではなく、フェイスブックユーザーにまでオーディエンスを拡大することができるのだ。クリエイターは今まで以上に、新しいフォロワーを獲得しやすくなるだろう。

今後フェイスブック社がどのようにTik Tokに打ち勝つ為の戦略を打ち出してくるのか、米国内では注目が集まっている。

フェイスブック社Source: Facebook