3月18日(現地時間)、ジャン=ポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)は、2024年6月に開催されるのオートクチュール・ショーのゲスト・クチュリエにクレージュ(Courrèges )のクリエイティブ・ディレクターのニコラ・ディ・フェリーチェ(Nicolas Di Felice)を起用することを発表した。
ジャン=ポール・ゴルチエは、2020年1月のオートクチュールコレクションの発表をもってファッションデザイナーを引退して以来、2021年7月から著名デザイナーをゲストとして招聘し、オートクチュールの継続を行っている。今年1月のオートクチュール 2024年春夏コレクションでは、アイルランド生まれのデザイナー、シモーン・ロシャ(SIMONE ROCHA)を採用した。それ以前には、サカイ(SACAI)の阿部千登勢(Chitose Abe)、グレン・マーテンス(Glenn Martens)、オリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)、ハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)を迎えており、ブランドの歴史的なコードにデザイナー独自の個人的なビジョン反映することで、新たなジャン=ポール・ゴルチエの世界を創り上げている。
ジャン=ポール・ゴルチエは、今朝ブランドの公式インスタグラムに「2024年6月に開催されるのオートクチュール・ショーのゲスト・デザイナーとして、ニコラ・ディ・フェリーチェを起用することを発表できることを嬉しく思います 」と投稿。
また、WWDに発表した声明の中では、「ニコラはキャリアの初期から大胆でクリエイティブな人だと思います。彼を起用することは、デザイナーが私のスタイルに何をもたらすことができるかを見るという考えに完璧に合致しています」とコメントした。
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一方、フェリーチェは、「この伝説的なオートクチュールのアトリエと仕事ができることをありがたく思っています」とこのコラボレーションへの喜びを述べ、「私はベルギーの小さな村の出身で、ヴォーグや本物のファッション雑誌を見つけることができませんでした。ジャン・ポールは私の故郷で唯一有名な人物でした。彼はテレビに出ていたし、誰もが彼の香水を愛用していました。彼はファッションを完全に変え、より多くの人々にファッションを提供したのです」と、続けた。