シモーン・ロシャ(SIMONE ROCHA)、ジャン=ポール・ゴルチエの次期ゲスト・クチュリエに決定

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デザイナーのシモーン・ロシャ(SIMONE ROCHA)は、来年1月にパリで開催されるジャン=ポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)の次期クチュール・コレクションのゲスト・クチュリエを務めるを発表した。

シモーン・ロシャは、アイルランドに生まれ、ロンドンを拠点に活動するファッションデザイナー。2010年に、自身の名を冠したブランド「シモーン・ロシャ(SIMONE ROCHA)」をスタートさせ、それ以来、トップショップ(TOP SHOP)やジェイ ブランド(J BRAND)、H&Mなど様々なビッグブランドとコラボレーションを行ってきた。

今月17日には、ロンドン・ファッション・ウィークで、シモーン・ロシャ 2024年春夏コレクションを発表。「ドレス・リハーサル」と題されたコレクションは、ロンドン東部のカナリー・ワーフにあるイングリッシュ・ナショナル・バレエ団のリハーサルスペースでショーが行われた。「キルバハの方舟」の伝説にインスパイアされたというルックの数々では、ロシャのロマンティシズムが反映されており、絶妙な生地使いや、豊かな装飾を男女共に見事に表現してみせ、ファッション・ウィーク会期中の注目すべきハイライトの1つとなった。

一方、ジャン=ポール・ゴルチエは、2020年1月のオートクチュールコレクションの発表をもってファッションデザイナーを引退しており、2021年7月からは著名デザイナーをゲストとして招聘する形でオートクチュールの継続を行っている。

このゴルチエのコラボ・クチュール・コレクションは、初回のゲスト・クチュリエに、サカイ(SACAI)の阿部千登勢(Chitose Abe)を迎え、その後はグレン・マーテンス(Glenn Martens)、オリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)、そして最近ではハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)を選出してきた。今回ロシャは、メゾンの6人目のゲスト・クチュリエとなる。

ロシャは、ブランドの最新コレクションの発表を終えた2日後に、自身のインスタグラムでゴルチエから贈られた花束とサイン入りのカードを投稿し、このコラボレーションの決定を報告。カードには、ストライプのトップスを着たゴルチエ自身の似顔絵のスケッチと共に、「ショーの開催おめでとう!そして、次のショーで会いましょう…. in PARIS !!!! ジャン=ポール・ゴルチエ」というメッセージが添えられていた。

 

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