10月10日(現地時間)、アリババグループ傘下のラザダ(Lazada)が、欧州のトップファッションブランドと手を組み、2030年までに1000億ドルのEC取引高を目指していることを米ブルームバーグが報じた。
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仏のラグジュアリーブランドであるシャネル(Chanel)は、2023年の売上高は比較可能ベースで16%増の197億ドルまで急増し、個人経営の高級メゾンとしては過去最高の数字を打ち出した。
本記事では、【2023年ハイライト①】ファッション業界の記憶に残るニュース に続き、OSF編集部が厳選した2023年ファッションビジネス業界で起きた特筆すべきニュースをまとめてお届けする。
コロナウイルスの流行によって世界的なパンデミックはファッション業界全体を荒廃させたが、ファッションEコマースの存在は唯一の明るい光だったかもしれない。
EコマースグロースエージェンシーであるCommon Thread Collectiveの2021年のファッション業界レポートによると、2020年のファッションEコマースは26.5%増加し、アパレルはその成長の29.6%で最大のシェアを獲得した。オンラインファッションの予想される年平均成長率は7.18%で、2025年までに業界は1.0兆ドルを超えるだろうと予測されている。
このトレンドに傾倒して、Psykhe(サイキ)は1980年代に脚光を浴びた性格診断テスト「ビッグ・ファイブ」の結果に基づいて、キュレーターされた商品をユーザーに提案、提供することが出來るファッションアグリゲーターサイトとして作成された。
そんな流れの中で、多くの企業がZ世代の消費者に向けたマーケティングに力を入れているが、2022年Z世代の心を掴む為には「コミュニティファースト、ソーシャル(メディア)ファースト」なマーケティングがキーワードとしてあげられる。
その中でも私が注目しているアメリカのZ世代向けのファッションブランドが2020年の10月にローンチしたばかりのまだ新しい「Cider(サイダー)」という名前のブランドだ。