2023年2月開催!2023-2024 秋冬コレクション ニューヨーク ファッションウィーク総まとめ

2023年2月10日(金)から 2月15日(水)の6日間に渡り、現地で開催されたニューヨーク ファッションウィーク(NYFW)2023-2024年 秋冬コレクション。

ファッションウィークはロダルテ(Rodarte)のコレクションから幕を開け、期間中に計74のブランドが各最新コレクションを発表した。また、今季はCFDAの会長を務めるトム・ブラウン(Thom Browne)がアメリカ・ファッション・デザイナー協議会(CFDA)の会長に就任して初めてのファッションウィークとなり、彼の率いるブランド、トム ブラウン(Thom Browne)も、久しぶりにニューヨークでコレクションを披露。

その他、マーク ジェイコブス(Marc Jacobs)と、アレキサンダー ワン(Alexander Wang)は、2023-2024秋冬コレクションのショーをそれぞれ前倒しのオフスケジュールで開催し、ニューヨークの街がファッションの活気で満ち溢れた1週間となった。

以下、ニューヨークファッションウィークで披露された、各ブランドの最新コレクションをハイライトで紹介する。

マーク ジェイコブス(Marc Jacobs)

ニューヨークファッションウィークの公式スケジュールに先駆けて、2月2日(現地時間)に2023年秋冬コレクションを発表した、マークジェイコブス。

同ブランドは、2022年2月のショーを最後に、この数年間はデジタルのみのコレクション発表を行ってきたが、今シーズンは約3年ぶりにフィジカルなランウェイショーへカムバックを果たした。、昨年12月に亡くなったイギリスのデザイナー ヴィヴィアン ウエストウッド(Vivienne Westwood)へ追悼の意を込め、「ヒーローズ(Heroes)」と題されたこのコレクション。

その言葉通り、コレクションにはかつてウエストウッドが愛したスタイルがそのまま落とし込まれていた。モデル達は真っ暗な会場に当てられたスポットライトの中を、両腕を組み、高いヒールのプラットフォームシューズで淡々と歩く。ガーメントにはブリーチが施されていたり、デニム、キャンバス、フェイクファー、パッチワーク、クラッシュドベルベットなどが採用され、かつてのパンクムーブメントを彷彿させるものだった。

ジェイコブスはショーノートで、「価値、重要性、可能性を果てしなく追求する新たなシーズンの始まりとともに、これらのコレクションを通じて、美と工芸の概念を拡大し続けています。 制御された放棄と熱狂的なエネルギーを駆り立てて、スタジオを超えた人生を振り返ります。」と、このコレクションへの想いを綴った。

Marc Jacobs Fall/ Winter 2023

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ロダルテ(Rodarte)

ロダルテ(RODARTE))が発表した2023年秋冬コレクションは、まさしく創造性と芸術性が混じり合う、魅惑的なシルバーのディスプレイだった。ショー会場はウィリアムズバーグ・セービングス・バンク。デザイナーのケイトとローラ・マウラヴィーは、「妖精の世界」から今季のインスピレーションを得ており、それはランウェイを歩く気まぐれなデザインによく反映されていた。

コレクションはグラマラスなイブニングドレスやダークとロマンティックな要素を融合させた作品が特徴的だった。ショーはドラマチックなベルスリーブのジャージー素材のシリーズで幕を開けた。クラシックとコンテンポラリーを融合させた美しい作品の数々をリードするのは、スージー・スーにインスパイアされたアイメイクと黒い口紅のゴシックな妖精たちだ。

そこからスパンコールや花のアップリケをあしらったバーンアウト・ベルベットや、ビクトリア調のディテールが施されたブラックサテンのドレスが登場。オーバーサイズのブラック・ベルベットの袖を持つビーズ・フリンジ・スリップ・ドレスが注目を集めた。

フィナーレには、メタリックなフリンジの球根のような形をした4人のモデルが現れ、常にコレクションをより良いものにし、彼らのユニークなスタイルをより反映させようとするデザイナーの創造的なアプローチが物語られた。

RODARTE Fall/ Winter 2023

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コリーナ ストラーダ (COLLINA STRADA)

持続可能性、包括性、アクセシビリティ、動物愛護など、社会的メッセージをファッションを通じて訴えかけるヒラリー・テイモア率いるコリーナ ストラーダ。

23年秋冬コレクションでは、「Please Don’t Eat My Friends(私の友人を食べないで)」というテーマのもと、特殊メイクによって動物へと扮したモデルたちが動物になりきってランウェイを闊歩するという、一風変わったもの。人工の鼻、ひげ、くちばしなどの特殊メイクは、英国のメイクアップアーティスト、イサマヤ・フレンチによって施された。

コレクションには、いつものようにサステナブル素材やデッドストック素材が使用され、ブランドを支持するZ世代のファッショニスタ達が好む、カラフルなサテンのポップスター・ドレスやシャーリング・トップ、花柄のオーガンザ・レイヤード、ベルベットのカーゴ・パンツなどのルックが並んだ。また、花柄のカットアウトやティアドロップカラーのシャツ、チェック柄のクラッシュド・ベルベット、デッドストックのチェック柄パンツやコート、パッチワークのフランネルなど、ソフトなサテン・スーツが、コレクションに洗練さのあるアイテムも登場。

また、イタリアのメーカー、ヴィテッリ(Vitelli)とのコラボレーションでは、リサイクル糸のニット、フラップハット、アニマル・テイル、そしてバンズ(VANS)とのコラボレーションでは、スリッポン・スニーカーを発表した。

「服、メイク、そしてランウェイウォーク、そのすべてで動物と人間の境目をなくすことで、地球上の生体が平等になる」というテイモアの理想が、プレイフルに表現されたショーとなった。

COLLINA STRADA Fall/Winter 2023

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コーチ(Coach)

ニューヨーク・ファッション・ウィーク2023の注目ブランドの一つがコーチだった。今シーズンはクラシックな要素を重視し、シアリング、レザー、デニムを楽しいプロポーションと色合いで魅せた。

パーク・アヴェニュー・アーモリーで行われたショーでは、ディストレストニットのドレスやダブルブレストのトレンチコート、デニムのシルエット、そしてエッジの効いたレザーが登場し、アメリカの伝統とシグネチャー・コードをモダンに融合させたコレクションが披露された。トレンチコートやボリュームのあるシアー、マキシスカート、フロアレングスのシルエットなどのブランドの定番アイテムはさらに洗練され、リフレッシュしながらも若々しく仕上げている。フワフワのアウターや再登場したシアリングも目を引いた。

クリエイティブ・ディレクターであるスチュアート・ヴィヴァースは、「Fallコレクションは、ありのままの本当の自分を見せてこそ、他の人をもインスパイアすることができるという信念から生まれたものです。」と語った。

このコレクションで注目すべきが、自社のバッグを再生、再構築、再利用するコーチ独自の循環型エコシステム「コーチ リラブド」の拡大だ。今シーズンは、中古のコーチのバッグをアッパーに再利用したリメイドのレザースニーカーが登場。その他、廃棄されたレザーの端切れを使用したヘリテージ・アウターウェアや、自然植物で天然染めしたカラフルなシルクシフォンのスリップドレスなど、各ピースに廃棄物を最小限に抑えたデザインが施された。

アクセサリー部門では、2000年代のコーチ アーカイブピースに着想を得たポーチ「ペン」など、シグネチャーパターンとカラフルなパテントレザーを使ったバッグが登場。
ハート、星、大きなリンゴなどプレイフルなデザイン集めたコーチの最新バッグ「シェイプス」も愛らしさを放った。それに加え、ベジタブル タンニング レザーで作られたオーバーサイズのレザートートなど、コーチが受け継いできたレザークラフトのレガシーを伝えるアイテムも発表された。

COACH Fall/Winter 2023

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トリーバーチ(Tory Burch)

トリーバーチの2023年秋冬コレクションは、伝統的なワードローブの概念を覆し、「仕上げない」スタンスを再構築してみせた。テーマは、ありのままの自分でいることから生まれる自信だ。「 女性はルールに興味がなく、すべてのアイテムが無限に混ざり合い、重なり合い、個性的になるようにデザインされています。」とデザイナーのトリー・バーチは語った。

落ち着いたニュートラルカラーと原色を基調にしたエッセンシャルなシルエットが力強さと自信、気品を漂わせるコレクションには、オーバーサイズのパッド入りスーツ、メッシュドレス、だぼっとしたセーター、ラペル付きドレス、ブーツカットパンツ、シルクのボタンダウンブラウスなどが登場。また、ランジェリーやインナーの構造、安全ピンなど、通常であれば隠されているようなディテールが表面に露出している。

「仕上げない」というそのテーマに忠実に、ハンドバッグにはシャープなメタルロゴが「ぶら下がる」ようにあしらわれ、スクエアトゥのヒールには左右非対称の「スライス」ロゴがあしらわれた。それだけではない。クラシカルなパンプスにも、”折れた “ピンヒールがひとつだけあしらわれ、不完全なものの美しさが強調されていた。

このエレガントで上品なトリーバーチの2023年秋冬コレクションは、あらゆるシーンでミックス&マッチできる現代女性に必要なモダンなワードローブを体現していた。

Tory Burch Fall/Winter 2023

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トム ブラウン(Thom Browne)

トム・ブラウンほど幻想的でうっとりするような物語を魅せたブランドはないだろう。同ブランドの2023年秋冬コレクションは、会場のゲスト達が別世界に迷い込んだのでは、と錯覚してしまうような、壮大でファンタジーに満ち溢れたものだった。

ハドソンヤードのザ・シェッド内のショー会場には、砂が敷き詰められ丸い滑走路の真ん中に巨大な飛行機が墜落したかのようなセットが用意されていた。頭上からは時を刻む時計の音が聞こえると、アビエイタースーツに身を包んだ不時着パイロットと、グレーのフランネルツイードをまとった王子が砂漠で迷子になった放浪者のように現れ、サン=テグジュペリの「星の王子様」を暗示した。続いて、惑星や星、ワイングラスの刺繍が施された白い床までの長さのコラムドレスに、カールした長い爪、未来的なヘッドピースをつけた別の惑星から来たような人物が登場した。

コレクションで特筆すべきは、ブラウンのシグネチャーでもあるスーツの「再構築」だ。刻まれ、形を変え、融合され、型破りなドレープや、パンパンに膨らんだオーバーサイズのショルダーが施された独創的なスーツがいくつも並んだ。流れ星の刺繍は、ピンストライプのウール・フラネルのスーツ、シャツ、ドレスに手縫いで施されており、いくつかのクラシックな形は逆さまにされたり、裏返しにされたりした。全体的に、宇宙飛行士のブーツがこのラインの別世界のメンタリティを表現していた。また、アクセサリー部門では、ヘクターバッグのボディやシューズのヒール部分に時計がそのまま埋め込まれたり、時計の形をしたミニトランクもあった。

ショーのラストスパートに差し掛かると、プレシャス・リーが天使として登場し、失恋の憂鬱で地面に倒れこんでいた王子を救い出すという脚本が描かれた。また、それぞれのモデル達は、カップルになりジョシュ・グローバンの “You’ll Never Walk Alone “に合わせてランウェイをゆっくりと行進した。

その後、フィナーレの挨拶に現れたブラウンの手には、ハートのチョコレートボックスが握り締められていた。彼が向かった先は、メトロポリタン美術館コスチューム・インスティテュートのキュレーターであり、ブラウンのパートナーでもあるアンドリュー・ボルトンだった。ブラウンがそのチョコレートをボルトンに渡してランウェイを去ると、バレンタインにちなんだ愛に溢れた物語の結末に、会場全員がほころんだ。

Thom Browne Fall/ Winter 2023

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アディアム(Adeam)

アディアムのCEO兼クリエイティブ・ディレクターである前田華子は、2023年秋冬コレクションで、ティーンエイジャーのアングスを表現した。コレクションに着想を与えたのは、2000年代初頭に彼女が聴いていたGreen DayやBlink-182といったバンドだったという。

登場したウィメンズのルックは、アディアムならではのロマンチックなムードの中に、パンクの反骨精神とY2Kの遊び心あふれる折衷的なスタイルが見事に融合されたもの。フェイクレザー、チェック柄、ゴシックレース、チュール、ベルベットといった質感とパターンが満ち溢れた。

ランウェイショーの中盤には、日本人のロックアーティストMiyaviが登場。圧巻のギターソロパフォーマンスを披露し、そのまま第二部として披露された「ADEAM ICHI」のファーストルックのモデルを務めた。「ADEAM ICHI」は、今季から新しく同ブランドに加わったジェンダーニュートラルラインだ。性別に囚われることなく着られるサイズインクルーシブなアイテムを展開し、リラックスしたオーバーサイズなシルエットが特徴になっている。

ショーでは、快適な着心地を重要視したフーディーやニットのカーディガン、ストライプのシャツなどの定番アイテムを中心に、パフィーベストやポンチョなど、楽しさあふれるカジュアルウェアが多数登場し、ブランドに新たなクリエーションが吹き込まれた。

ADEAM Fall/Winter 2023

ADEAM ICHI Fall/Winter 2023

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アリス+オリヴィア(Alice+Olivia)

アリス・アンド・オリビア・バイ・ステイシー・ベンデット(ALICE + OLIVIA BY STACEY BENDET)は、現代史におけるアメリカンファッションの革新性、魅力、クールさを称える2023年秋冬コレクションを発表した。

「American Icon: Fashion through the decades」と題されたコレクションは、アメリカンファッションの様々な世界を融合させ、モダンでクール、そしてエキサイティングな方法で再構築したもの。マンハッタンのハイラインステージで開催されたプレゼンテーションの会場には、50年代のボールガウン・スカートやコルセット、60年代のシックなブークレ、70年代のベルやブロケード、90年代のグランジ、そして現代のストライプ・スポーツウェアに至るまで、アメリカのファッションの歴史、文化、スタイル、創造性を探求したスタイルがその世界観と共に作り上げられていた。ベンデットはコレクションについて、「アメリカの伝統とファッションの交差を祝うものだ」と述べ、ブランドが打ち出した新しい形のアメリカンファッションを讃えた。

また会場には、ニッキー・ヒルトン、エイドリアン・バイロン、ココ・ロシャ、カイリー・ロジャースを始め、多くのセレブリティやインフルエンサーが駆けつけた。彼女達は、ダイヤモンドやパールをちりばめたトップスをデニムに合わせたり、ジュエリーをあしらったヘアクチュール、アメリカを代表するスナックブランドからインスパイアされたレース、ツイード、レザー、ユニークなハンドバッグなどを身につけ、ハイ&ローでエレガント、かつウェアラブルなアイテムに酔いしれた。

Alice + Olivia Fall/ Winter 2023

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アレキサンダー ワン(Alexander Wang)

アレキサンダーワンは、ファッションウィークのオフスケジュールで、2月8日(現地時間)に、2023年秋冬コレクションを発表した。コレクションは、ウィメンズのプレフォール コレクション、フォール コレクション、そして新たにリニューアルされたメンズウェアラインのコレクションを組み合わせた3部構成。

「キューピッドのドア」と名付けられたコレクションの会場は、ほこりっぽいピンクのベルベットのカーテン、魅惑的なゼブラストライプのカーペット、部屋全体にピンク色の照明が当てられるという、なんとも官能的な雰囲気を醸し出していた。

最初のウィメンズでは、異なる質感とシルエットのデニムや大胆なフェイクファー、ゼブラやクロコダイルなどのアニマル柄が使われたピースが、ラインナップ。それに加えて、カチッとしたジャケットも登場し、ややフォーマルな印象が感じられた。

メンズコレクションには、クロップド ベストやアニマル柄のパンツと並んで、柔らかいハイパイル生地のスウェットパンツやスウェットシャツなどのアスレジャースタイルなど、どのルックにもウィメンズに引けを取らない官能的なムードが取り入れられた。

最後のウィメンズセクションでは、極薄のネットの上に縫い付けられたシルクのフリンジドレスが登場。胸元から長く垂れ下がるフリンジドレスは、まるで2011年にワンが最盛期だった頃のショーを彷彿させた。デザイナーのワンは自らの炎上を乗り越え、数年ぶりにニューヨークで開催したランウェイショーだったが、そんなワンをゲストたちは温かく迎え、歓迎した。

Alexander Wang Fall/ Winter 2023

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マイケル・コース(Michael Kors)

今シーズンのマイケル・コースは、フリンジ付きのドレスやレトロなスーツなど、クラシックな70年代のスタイルにインスパイアされた2023年秋冬コレクションを披露した。コレクションにインスピレーションを与えたのは、ティナ・ターナー、ジェーン・フォンダ、グロリア・スタイネム、そしてマイケル・コース自身の母親など、当時のパワフルな女性たちだ。

ショーでは、オーバーコートに太いレザーベルト、ベルスリーブにドラマチックなベルボトムのパンツ、オーバーサイズのサングラス、スエードのブーツ、フリンジなど、70年代のクラシックなニューヨークスタイルが並んだ。ルックのカラーパレットは、ブラックやグレー、ブラウンなどの落ち着きのある色合いを基調とし、都会で働くインディペンデントな女性が好むシックなスタイルを提案した。それに加えて、多くのルックには、フリンジのディテールやグリニッジ・ヴィレッジのインスピレーションが加わり、さらにシティ感あふれる洗練さと深みのあるボヘミアンが融合し、表現されていた。

また、軽やかな印象を与えるパワースーツには、ウィメンズのブレザーにスリットを入れ、袖に動きを与えたデザインも取り入れた。コレクション全体はニュートラルなトーンでまとめられつつ、きらびやかなシルバーのベルボトムのジャンプスーツや黒のきらめくケープで輝きを添えた。

ショーの最後を飾ったのは、俳優のモリー・リングウォルドだ。目を引くきらめく黒のケープを見に纏い、リングウォルドは、「コースの服がどんな体型の人でも着られることを高く評価している」と語った。

Michael Kors Fall/Winter 2023

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