日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW)は、2025年5月14日(水)から3日間にわたり、新たな総合テキスタイル展「Tokyo Textile Scope(TTS)2026 Spring/Summer」を東京都立産業貿易センター浜松町館にて初開催する。
同展は、これまでのテキスタイル展示会の枠を超え、感性とテクノロジー、産地とグローバル市場をつなぐ“次世代型の出会いと創造の場”として企画された。83社の出展者が、2階から5階までのフロアをフル活用して最新素材を披露し、国内外のバイヤーやデザイナーに向けて日本の繊維の多様性と実力を発信する。
展示の見どころ:素材、産地、そして未来
3階の企画展ゾーンでは、「トレンド&インデックスコーナー」をはじめ、人気素材を来場者が投票する「What’s Next Textile」、スタートアップによる新素材・事例紹介「What’s Next Scope」など、注目コンテンツが目白押し。
「What’s Next Scope」では、住友金属鉱山が開発したナノ粒子素材「SOLAMENT®(ソラメント)」を紹介。ファッション業界では初披露となるこの素材は、デモンストレーションとともにその機能性を体験できるコーナーが設けられる。
また、「産地フォーカス」では、初回のテーマとして日本が世界に誇る「デニム」にスポットを当て、8社の製造工程を追体験できるVR展示が実施される。産地の再発見を促す試みとして、若手クリエーターにも注目されそうだ。
ファッション×AIの融合:「TOKYO AI Fashion Week」も特別企画として登場
また、同展のハイライトのひとつとして、株式会社OpenFashionによる「TOKYO AI Fashion Week 2025 A/W」の特別連携イベントも開催される。5月15日には、代表の上田徹を招いたセミナー「生成AIとファッションの未来#5」が実施され、生成AIプラットフォーム「MaisonAI(メゾンエーアイ)」を活用したブランド構築の可能性が語られる予定だ。
さらに、同プラットフォームによる画像生成体験コーナーも常設され、AIが生み出すファッションの可能性を体感できる貴重な機会となるだろう。
同展の詳細は、以下の通り。
【Tokyo Textile Scope 2026 Spring/Summer】
2F/4F
●出会い・発見・交流・新たな創造が始まる出展企業ゾーン(素材カテゴリー別)
2F 織物短繊維 39社
4F 織物長繊維、染色後加工、服飾資材他 44社
3F 総合インフォメーションと企画展ゾーン…TTSコンテンツ発信
●トレンドコーナー:出展者素材で構成するバイヤー必見のテキスタイルトレンド発信コーナー
●インデックスコーナー:出展者のイチ押し素材が把握できる素材一覧
●What’s Next Textile : 次の売れ筋を探る人気素材投票
●What‘s Next Scope : 新商品開発や新規事業開拓に取り組むスタートアップ企業などの注目したい素材・事例を紹介
●産地フォーカス:日本の繊維産地のものづくりの強みと魅力をシリーズ化して紹介
5F フレンドリーゾーン
●セミナー会場
●オープニングレセプション会場 (5月14日 18:00-予定)
会場:東京都立産業貿易センター 浜松町館
会期:2025年 5月14日(水)-16日(金) 10:00-18:00 *最終日は16:00迄
後援:
経済産業省/外務省/知的財産戦略本部/独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)/独立行政法人中小企業基盤整備機構/東京都/日本商工会議所/日本繊維産業連盟/日本化学繊維協会/一般財団法人日本ファッション協会/一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会/一般財団法人ファッション産業人材育成機構/一般社団法人日本百貨店協会/日本繊維輸出組合/日本繊維輸入組合/日本ジーンズ協議会
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