H&M、ニューヨークのソーホーに新店舗をオープン | 北米初の中古品を扱うショップ・イン・ショップを導入

2月5日(現地時間)、ニューヨークのソーホーにH&Mの新店舗がオープンした。

新しいコンセプトストアとなるH&M ソーホー店では、ファッション性の高いレディースウエア、洗練されたスタイリング、北米初の厳選された中古品を扱うショップ・イン・ショップが導入され、ユニークでモダンなショッピング体験を提供する。

ブランドの社内建築チームによって設計された約1万平方フィートの店内には、ソーホーのギャラリーから着想を得た、トレンドに左右されない、お洒落なウィメンズウェア商品が豊富に並ぶ。

また、中古品を好む人々の為に、北米初のセカンドハンド・ストアである “H&M Pre-Loved” をショップ・イン・ショップで導入。2月7日以降には、ニューヨークを拠点にデザイナーズ古着やアクセサリーを販売するジェームズ・ヴェロリア(James Veloria)が厳選したアイテムも、”H&M Pre-Loved “にて販売される予定だ。

H&Mアメリカズのカスタマーアクティベーション&マーケティング責任者であるリンダ・リー(Linda Li)は、「昨年、アメリカ初のセカンドハンドプラットフォーム “H&M Pre-Loved” をオンラインで発表した後、北米初のセカンドハンド・ショップ・イン・ショップを備えたH&M ソーホー店を立ち上げることで、このサービスをさらに発展させることができ、大変嬉しく思っています。」と述べた。

その他、同店舗を訪れる顧客は、シームレスなショッピング体験が出来る、充実したサービス機能も利用可能だ。店内のどこからでもモバイルチェックアウトができる利便性に加え、試着室にはインテリジェントミラーが設置。このミラーは、顧客が試着している商品のサイズや色などを識別し、他の商品やスタイリング・オプションを個別に提案する機能を備えている。

さらに、試着室のキャビンに商品を運んでもらうよう、販売員にリクエストすることも出来、忙しいニューヨーカーにとって、H&M ソーホー店のロッカーでオンライン・オーダーを店頭で受け取ることは、便利で時間効率が良い。またその裏側では、RFID対応システムで店舗が運営されており、正確な在庫管理と位置の追跡、ストックルームから売り場への迅速かつ効率的な補充も実現されている。

H&M アメリカズの社長、カルロス・ドゥアルテ(Carlos Duarte)は声明の中で、「私たちは、お客様に最高のショッピング体験を提供することを目指し、最近のH&Mウィリアムズバーグ店のように、ニューヨークで新しいストアコンセプトをテストしてきました。H&M ソーホー店では、トレンドを重視した厳選された商品と新しいセカンドハンド商品を通じて、この地域にシームレスに溶け込む、洗練された刺激的な店舗を実現できることを嬉しく思います。」とコメントした。

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