7月21日(現地時間)、デザイナーのフィリップ・リム(Phillip Lim)は、自身の新たなレディ・トゥ・ウェアプロジェクト「プレイラブウィン(PLAYLOVEWIN)」を立ち上げ、ファッション界に復帰することを明らかにした。
プレイラブウィンの公式サイトによると、ブランドは2027年春夏シーズンに向けたコレクションとして、2026年9月に始動する予定だ。
Summary
- フィリップ・リムのファッション界への復帰を発表
- 新たなレディ・トゥ・ウェアプロジェクト「プレイラブウィン」を、2026年9月に始動予定
- 2027年春夏コレクションは、8月後半にプレビューされる見通し
- 「3.1 フィリップ リム」を離れて以来、約1年10カ月ぶりとなる本格的なファッションビジネスへの復帰
8月後半にコレクションをプレビューか
リムは最近、自身のインスタグラムを通じて、新しいスタジオへの移転や制作活動を再開する様子を発信し、プレイラブウィンの始動に向けた過程を、フォロワーと共有してきた。
一方、コレクションのコンセプトや商品構成、販売方法などの詳細は、現時点では明らかにされていない。米WWDが関係者の話として伝えたところによると、リムは8月後半の2週間にコレクションをプレビューする予定だという。
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20年間率いた自身のブランドを離れる
リムは2005年、友人で実業家のウェン・ジョウ(Wen Zhou)とともに「3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)」を設立。クリエイティブ・ディレクターとして、カリフォルニアの自然体なムードとニューヨークの洗練されたテーラリングを掛け合わせた、モダンなワードローブを提案してきた。
同ブランドはウィメンズウェアからメンズウェア、バッグ、シューズへとカテゴリーを拡大し、現代のアメリカンファッションを代表する独立系ブランドの一つへと成長した。
しかし、ブランド創立20周年を記念した2025年春夏コレクションの発表後、リムは2024年11月にクリエイティブ・ディレクターを退任。両者は当時、共同声明で次のように述べていた。
「ブランドが新たな章へと進むなか、私たちはこれまで築き上げてきたもの、そして私たちを取り巻く真のコミュニティの強さを心から誇りに思っています。共通のビジョンと努力によって、変化が激しく困難な業界のなかでも独立性を維持し、目覚ましい成功を収めることができました。」
リムの退任後は、ジョウがCEO兼単独オーナーとしてブランドの経営を継続。2025年9月には、ミシェル・リー(Michelle Rhee)がデザイン責任者に就任し、新たなクリエイティブ体制へと移行している。
新たな名前で始まる次章
リムはファッションデザインに加え、アジア系コミュニティーへの支援にも取り組んできた。
パンデミック中には、反アジア感情やヘイトクライムの高まりに対抗するため、プラバル・グルン(Prabal Gurung)、ローラ・キム(Laura Kim)、ティナ・レオン(Tina Leung)、エズラ・ウィリアム(Ezra William)とともに「ハウス・オブ・スレイ(House of Slay)」を設立。ファッションとコミックを通じて、多様性やインクルージョンを発信してきた。
20年間育てた自身の名を冠するブランドから離れ、今度は新たな名前でクリエイションを始めるリム。プレイラブウィンがどのような価値観とワードローブを提示するのか。8月に予定される最初の公開へ、期待が高鳴る。
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