米ニューヨーク発のラグジュアリーブランド「ケイト(KHAITE)」が、2027年リゾートコレクションを発表した。今シーズンは、構造美と軽やかさ、知覚と本能という相反する要素を共存させながら、現代を生きる女性の日常に寄り添うワードローブを提示している。
Summary
- ケイトが2027年リゾートコレクションを発表し、構造美と軽やかさを融合した現代的なワードローブを提案
- 彫刻的なボンバージャケットや流動的なテーラリングを軸に、センシュアルさと実用性を兼ね備えたシルエットを展開
- 新作バッグ「Soft Blake」や「Eve」パンプスなど、レザーグッズとフットウェアでもブランドの構築美を表現
- 本能に従って装う現代女性像を通じて、ケイトが考える新たなフェミニニティを描いたコレクションとなっている
コレクション全体を通じて描かれるのは、移り変わるライフスタイルに自然に溶け込むトランジショナルな装いだ。過度な装飾を排しながらも、センシュアルなムードと実用性を両立。ブランドを象徴するシグネチャーアイテムは、新たなプロポーションやしなやかな構築性を取り入れることで再解釈され、抑制と存在感が調和する世界観を築いている。
彫刻的なシルエットへ進化したテーラリング
今シーズンの中心となるのは、シルエットの刷新である。象徴的なボンバージャケットは、丸みを帯びたショルダーや短めの着丈、コクーンシェイプによって立体感を強調。テーラリングは従来よりも流動的なフォルムへと進化し、クラシックなメンズウェアの要素と自然体のフェミニニティを融合させている。
ロングスカートやベルベット素材のトラウザー、身体に沿うニットウェアなども登場し、計算されたリラックス感を演出。さまざまなシーンを軽やかに行き来できる現代のワードローブとして提案されている。
プリントとベーシックアイテムが生み出すコントラスト
コレクションには、1990年代後半から2000年代初頭を想起させるプリントモチーフも採用された。ブラックを基調としたミニマルなセットアップや質感豊かなレイヤードスタイルと組み合わせることで、洗練と偶発性が交差する印象を生み出している。
一方で、ニットやジャージーはワードローブの基盤として位置付けられている。軽量なフーディーや柔らかなセーター、フィット感のあるTシャツなどを軸に、快適性と機能性を確保しながら、レイヤードしやすい実用的なアイテムを展開している。
バッグやシューズでも構築性と柔らかさを表現
アクセサリーでは、レザーグッズが重要な役割を担う。ブランドの「Blake」シリーズには、新たに「Soft Blake」が加わり、従来の構築的なデザインをより柔軟なフォルムへと発展させた。ブラックレザーやオックスブラッド、ゼブラ柄のカーフヘア、パイソンなど、多彩な素材を採用し、機能性と造形美を両立している。
フットウェアでは、繊細なパンプスやサンダルと、ボリューム感のあるプラットフォームブーツやソフトローファーをラインアップ。アップタウンの洗練とダウンタウンのリラックスした空気感を行き来するスタイルを表現した。アイコニックな「Eve」パンプスにも、有機的なラインと包み込むようなフォルムが取り入れられている。

また、太幅のコードレザーベルトや磨き上げられたメタルハードウェアが、流れるようなシルエットに構築性を加える役割を果たす。ジュエリーでは、「Staple」モチーフを発展させたデザインを採用し、ゴールドとシルバーによる新たな存在感を打ち出した。
ケイト 2027年リゾートコレクションの全てのルックは、以下のギャラリーから。
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