ラブルム(LABRUM)、2026年BFC/GQデザイナー・ファッション・ファンドを受賞

ラブルム(LABRUM)
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英国ファッション協議会(British Fashion Council、以下BFC)は6月11日(現地時間)、2026年の「BFC/GQデザイナー・ファッション・ファンド(BFC/GQ Designer Fashion Fund)」の受賞ブランドとして、ラブルム(LABRUM)を選出したと発表ラブルム(LABRUM)した。

Summary

  • ラブルムが2026年BFC/GQデザイナー・ファッション・ファンドを受賞
  • 10万ポンドの助成金に加え、1年間のメンタリングや法務支援を獲得
  • フォデイ・ダンブヤが2014年に設立したブランドで、ディアスポラの物語を発信
  • BFCおよびBritish GQは、ブランドの独創性と文化的影響力を高く評価
  • 受賞を機にチーム強化とグローバル展開の加速を目指す

同ファンドは、英国を拠点とする有望なデザイナーブランドの事業成長を支援することを目的としたプログラムであり、受賞ブランドには資金援助に加え、経営面での支援や専門家によるアドバイザリーサービスが提供される。

今回受賞したラブルムには、10万ポンドの助成金のほか、1年間にわたるメンタリングプログラム、法律事務所シェリダンズ(Sheridans)による無償の法務支援、さらに事業課題に応じた専門家ネットワークへのアクセスが付与される。

ディアスポラの物語を発信するラブルム

ラブルムは、フォデイ・ダンブヤ(Foday Dumbuya)が2014年に設立したメンズウェアブランドである。シエラレオネ、キプロス、ロンドンで育ったダンブヤ自身の経験を背景に、アフリカ文化と英国テーラリングを融合させた独自のクリエーションを展開。移民や離散コミュニティ(ディアスポラ)の視点を取り入れたストーリーテリングを特徴としており、近年はロンドンファッションウィークを代表するブランドの一つとして国際的な評価を高めている。

BFCの最高経営責任者(CEO)であるローラ・ウィアー(Laura Weir)は、今回の受賞について次のようにコメントしている。

「フォデイのコレクションは、明確なクリエイティブビジョンを保ちながら進化を続けており、その力強さと独創性は、英国ファッションが世界的に評価されている理由そのものです。ヘリテージやコミュニティ、そしてディアスポラに根差した物語を通じて、LABRUMは大きな文化的対話を生み出し続けています。」

また、British GQの編集責任者であるマレー・クラーク(Murray Clark)は、「私は今年のBFC/GQデザイナー・ファッション・ファンドをLABRUMに授与できることを心から嬉しく思います。私は長年にわたりフォデイ・ダンブヤのブランドの成長を見てきましたが、彼は私たちが今こそ耳を傾けるべき物語を、豊かで鋭く、示唆に富んだメンズウェアを通じて語っています」と述べた。

今回の受賞を受けて、創業者兼クリエイティブディレクターのダンブヤは「移民、アイデンティティ、そして文化交流の物語を軸に築いてきたブランドとして、この受賞は、そのような物語に価値があることを改めて示してくれるものです」と喜びを伝えた。

さらに、「この基金によって、チームへの投資や事業基盤の強化を進めながら、コミュニティと価値観を大切にしつつ、LABRUMを真にグローバルな英国ブランドへ成長させるための機会を得ることができます」と今後の展望を語った。

今回の審査には、BFCのローラ・ウィアー、British GQのマレー・クラークおよびアンジェロ・ミタコス(Angelo Mitakos)、ブランドコンサルタントのルイス・ブロイス(Lewis Bloyce)、スタイリストのルディ・シンバ・ベティ(Rudy Simba Betty)、ハロッズ(Harrods)のサイモン・ロングランド(Simon Longland)、アーティスト兼デザイナーのスケプタ(Skepta)、シェリダンズのタヒール・バシール(Tahir Basheer)が参加した。

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