7月7日(現地時間)、パリ発のダイヤモンドジュエリーメゾン「メシカ(MESSIKA)」は、新作ハイジュエリーコレクション「Terres de Contrastes(テール・ド・コントラスト)」を発表した。舞台となるのは、手つかずの大自然が広がるボツワナ。デルタ、砂漠、塩湖という対照的な3つの大地から着想を得た、色彩と生命力に満ちたコレクションである。
要となるのは、ボツワナ産として史上最大かつ最も希少なブルーダイヤモンドを戴いたネックレス《ル・オカバンゴ・ブルー》。この物語は10月、パリ・ファッションウィーク中に開催されるメシカのハイジュエリー・ファッションショーで、さらに深みを増していく。
Summary
- メシカが、ボツワナの大地から着想を得た新作ハイジュエリーコレクション「テール・ド・コントラスト」を発表
- 要となる《ル・オカバンゴ・ブルー》には、2018年にオラパ鉱山で発見されたボツワナ産最大のブルーダイヤモンド(研磨後20.46カラット、ファンシー・ディープ・ブルー)をセット
- コレクションは、オカバンゴ・デルタ、カラハリ砂漠、マカディカディ塩湖という3つの色彩の領域で構成
- 12.81カラットのエメラルドを戴く《デルタ・サクレ》、16.98カラットのブラックオパールの《フェロース》、《レーニュ》《パイソン・ルベライト》などが登場
- 物語は、10月のパリ・ファッションウィークで開催されるハイジュエリー・ファッションショーでさらに展開される
「パワー」「カラー」「ライフ」— 色彩の旅の新章
2025年のハイジュエリーコレクション「Terres d’Instinct(テール ダンスタン)」で、ダイヤモンドに特化してきた伝統に色彩を吹き込んだメシカ。本コレクションはナミビアの砂丘からボツワナの草原へと物語を加速させ、色彩はいまやメゾンのデザイン美学に完全に刻み込まれている。
創業者兼アーティスティック・ディレクターのヴァレリー・メシカ(Valérie Messika)は次のように語っている。「私の心の中には、このコレクションを現す3つの言葉があります。それは『パワー』、『カラー』、『ライフ』です。『パワー』は風景そのものが力強い存在感を放ち、『カラー』はボツワナ自体がすべてを包み込む光を呼び起こし、そして『ライフ』はそのコレクション一つ一つが独自のリズムを刻みます。コントラストの美しさに彩られたこの国の鼓動を体現しているのです」
コレクションを構成するのは、ボツワナの原始的な風景から生まれた3つの色彩の領域だ。深い青と緑が織りなすオカバンゴ・デルタ、燃えるような黄土色とオレンジのカラハリ砂漠、そして結晶のような白がバラ色と紫に染まる夕暮れのマカディカディ塩湖。野生動物たちは単なるシンボルではなく、純粋な本能のエネルギーとしてデザインに取り込まれている。
ボツワナ史上最大のブルーダイヤモンド《ル・オカバンゴ・ブルー》

コレクションの要を飾る《ル・オカバンゴ・ブルー》のネックレスは、メシカとボツワナ政府とのパートナーシップを称えるものだ。2018年にオラパ鉱山で発見されたこのダイヤモンドは、ボツワナ産として最大かつ最も希少なブルーダイヤモンド。原石で41.11カラット、研磨後は20.46カラットとなり、ファンシー・ディープ・ブルーに分類される。
500個を超えるダイヤモンドが首元を蛇行するように巡り、その光の戯れはオカバンゴ・デルタの移ろう水面を彷彿とさせる。胸元に低く浮かび上がるブルーダイヤモンドは、威厳と自由をあわせ持つ。すべてのライン、すべてのダイヤモンド、すべての創造的なインスピレーションが、この一石に捧げられている。
ワニ、ネコ科、パイソン — 本能を宿すピースたち

デルタの生きた地図をジュエリーへと写し取った《デルタ・サクレ》は、マーキーズ、ブリリアント、ペアシェイプ、オーバルと、それぞれ異なるカットの600個以上のダイヤモンドを一つ一つ手作業で厳選してセット。中央では12.81カラットのペアシェイプのエメラルドが、ダイヤモンドの光の川に浮かぶ深緑の島のように輝く。


オカバンゴの水域を太古から支配してきたワニに着想を得た《フェロース》は、ギザギザの歯のラインをなぞる鋭い三角形のボリュームで構成され、中央には16.98カラットのオーストラリア産ブラックオパールが捉えどころのない輝きを放つ。カラハリ砂漠を徘徊するネコ科動物を表現した《レーニュ》では、フラッシュセッティングされたオニキスが斑点や足跡を再解釈し、15.18カラットのファンシー・ディープ・ブラウニッシュ・イエローのセンターストーンが太陽に照らされた大地を思わせる。

そして、ダイヤモンドのリヴィエールを再解釈した《パイソン・ルベライト》。5列に並ぶマーキスカットのダイヤモンドが蛇の姿を描き、中央では13.54カラットのオーバルカットのルベライトが夕焼けのように輝く。極めて柔軟な設計により、ネックレスは第二の肌のように鎖骨に寄り添う。
10月、パリでさらに深まる物語
メシカは2005年、ダイヤモンド商の家に育ったヴァレリー・メシカがパリで創業。伝統的なダイヤモンドジュエリーを革新するファッショナブルでコンテンポラリーなデザインで世界のセレブリティに愛され、日本には2020年に上陸し、現在国内に直営店10店舗を展開している。
デルタ、砂漠、塩湖という原始的な二面性を融合させた「テール・ド・コントラスト」は、流動的で力強く、生命力に満ちた色彩のビジョンを描き出す。その全貌は、10月にパリ・ファッションウィークで開催されるメシカ・ハイジュエリー・ファッションショーで明らかになる。ジュエリーの枠を超えて「ショー」で魅せるメシカの次の一手に、期待が高まりそうだ。
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