セルジオ ダビラ(Sergio Davila)、ミラノ・ファッションウィーク初参加でクラフトと旅の軌跡を描く

Sergio Davila
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6月22日(現地時間)、ペルー出身のデザイナー「セルジオ ダビラ(Sergio Davila)」は、プレゼンテーション形式で、2027年春夏コレクションを発表した。今シーズンは、ブランドにとって初めてミラノ・ファッションウィーク・メンズ公式カレンダーに参加する節目のシーズンとなる。

コレクションのテーマとなったのは、「動き」「記憶」「クラフツマンシップ」。25年以上にわたりニューヨーク、ペルー、ローマなど複数の都市で培ってきたクリエイションを背景に、それぞれの土地が育んだ文化や経験を一つのワードローブへと融合させた。

Summary

  • セルジオ ダビラが2027年春夏コレクションを発表し、ブランドとして初めてミラノ・ファッションウィーク・メンズ公式カレンダーに参加
  • 「動き」「記憶」「クラフツマンシップ」をテーマに、サンフランシスコ、ニューヨーク、ペルー、ローマで培った経験をデザインへ反映
  • ビクーニャ、ベビーアルパカ、ピマコットン、タンギスコットンなどペルーの伝統素材を採用し、クロシェニットや立体的なケーブルニットを現代的なワードローブとして提案
  • ペルー人イラストレーター、アルバロ・フェリウとのコラボレーションにより、軽やかさや色彩に富んだ夏らしい世界観を表現

都市の記憶が生み出すクリエイション

デザインの出発点となったのは、セルジオ・ダビラ自身の人生を形づくってきた都市である。

1990年代後半に過ごしたサンフランシスコは、自由で自然体な精神を育み、2000年代初頭に初めてコレクション制作を始めたニューヨーク・ミートパッキング地区は、都市的な構築性とスピード感をもたらした。そしてブランドのルーツであるペルーは、伝統素材や受け継がれてきた手仕事を通じて、現在もクリエイションの核となっている。

さらに、2025年から2026年にかけて長期間滞在したローマでは、バロック彫刻家ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ(Gian Lorenzo Bernini)の作品から着想を得た。彫刻が持つ躍動感や柔らかさ、そして張り詰めた緊張感は、身体を包み込みながら流れるように動く立体的なシルエットとして、コレクション全体に落とし込まれている。

ペルーのクラフトを現代のワードローブへ

今シーズンの核となるのは、ペルーの伝統素材を現代的な視点で再構築したニットウェアだ。

ビクーニャ、ベビーアルパカ、ピマコットン、タンギスコットンといった天然素材を用い、手編みや透かし編み、立体的なケーブルニットなど、多彩なクラフト技法を展開。軽やかな透け感と豊かな立体感を生み出しながら、リラックスしたシルエットへと昇華している。

また、ペルー人イラストレーター、アルバロ・フェリウ(Alvaro Felliu)が手掛けたビジュアルもコレクションを彩る重要な要素となった。軽やかさや鮮やかな色彩、夏らしい開放感が加わることで、伝統的なクラフトとコンテンポラリーな感性が自然に融合している。

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クロシェニットが彩るジェンダーレスなサマースタイル

ルックでは、ブランドを象徴するクロシェニットやケーブルニットを主役に据えたスタイリングが数多く登場した。

アイボリーやサンドベージュ、ペールグリーン、コバルトブルー、テラコッタなどの穏やかなカラーパレットを基調に、ジェンダーの枠を超えたリラックスしたシルエットを提案。透かし編みのショーツやベスト、オーバーサイズのカーディガン、構築的なニットジャケットなど、手仕事の温もりを感じさせるアイテムがコレクション全体を貫いていた。

一方で、鮮やかなブルーのテーラリングやスパンコールを用いたトップス、彫刻的なジャケットなども登場し、クラフトだけにとどまらないモダンな一面を提示。バッグやローファー、スニーカーを組み合わせることで、リゾートウェアとシティウェアを横断する現代的なスタイリングへと仕上げている。

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ミラノという新たな舞台で発表された2027年春夏コレクションは、セルジオ ダビラが長年培ってきたクラフトへの探究と、多様な土地で育まれた文化的背景を融合させた、ブランドの新たな一歩を示すシーズンとなった。

セルジオ ダビラ 2027年春夏コレクションの全てのルックは、以下のギャラリーから。

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