ゼニア(ZEGNA)、「ゼニアート」の一環として第61回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展 イタリア館のメインスポンサーに就任

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イタリア発ラグジュアリーブランド「ゼニア(ZEGNA)」は、このたび、イタリア文化省現代創造総局の推進により開催される「第61回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展」において、イタリア館のメインスポンサーを務めることを発表した。

Summary

  • ゼニア(ZEGNA)は、第61回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展において、イタリア館のメインスポンサーを務める
  • イタリア館では、チェチリア・カンツィアーニ(Cecilia Canziani)のキュレーションにより、キアラ・カモーニ(Chiara Camoni)のプロジェクト「Con te con tutto」を展示
  • 今回の支援は、ゼニアの文化的取り組み「ZEGNART(ゼニアート)」の一環として位置づけられる
  • 作品には、オアジ・ゼニア由来の土、灰、鉱物、ラニフィーチョの糸が取り入れられている
  • ゼニア財団(Fondazione Zegna)は2026年5月24日から11月22日まで、オアジ・ゼニアにてキアラ・カモーニの個展を開催予定

今回イタリア館では、キュレーターのチェチリア・カンツィアーニ(Cecilia Canziani)の監修のもと、アーティストのキアラ・カモーニ(Chiara Camoni)によるプロジェクト「Con te con tutto(コン テ コン トゥット)」を展示。同作品は、「分かち合いの実践」「非階層的な生命の関係性」「素材や時間、変容への新たな視点」を通じて、人間と世界との関係性を問い直すインスタレーションとなっている。

ゼニアによれば、今回の支援は単なるスポンサー活動ではなく、ブランド創業以来培われてきた「アート・自然・土地・ものづくり」の関係性を継承する文化的プロジェクトの延長線上に位置づけられるという。

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その中核を担うのが、「ZEGNART(ゼニアート)」である。ゼニアートは、ゼニアが長年続けてきた芸術支援やアーティストとの協働を包括する文化的フレームワークであり、単発的な支援ではなく、長期的な対話と共創を重視する姿勢を特徴としている。

ゼニアは1920年代から、創業者エルメネジルド・ゼニア(Ermenegildo Zegna)の思想のもと、アートと産業、自然環境を融合させる取り組みを推進。イタリア・トリヴェロでは、アーティストやランドスケープアーキテクト、建築家との協働を通じ、文化と自然が共存する環境づくりを進めてきた。

また、これまでにミケランジェロ・ピストレット(Michelangelo Pistoletto)、ウィリアム・ケントリッジ(William Kentridge)、ダニエル・ビュラン(Daniel Buren)、ダン・グラハム(Dan Graham)など、国際的アーティストとのコラボレーションを展開。近年では「アート・バーゼル(Art Basel)」とのグローバルパートナーシップも締結している。

今回のヴェネチア・ビエンナーレでは、ゼニアは単なる資金提供に留まらず、作品制作そのものにも深く関与。インスタレーションには、オアジ・ゼニアで採取された土や灰、鉱物が使用されているほか、ラニフィーチョ(ウール工場)の糸も作品内のテキスタイル要素として組み込まれている。ブランドの自然環境や生産背景そのものが、作品の物質的構成要素として取り込まれている点も特徴だ。

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グループのエグゼクティブ・チェアマンであるジルド・ゼニア(Gildo Zegna)は、今回の取り組みについて次のようにコメントしている。

「ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展 2026 のイタリア館を支援することは、私たちの歴史の一部である取り組みを継続することを意味します。100 年以上にわたり、私たちは土地、クラフツマンシップ、そしてイタリア文化への投資を続け、企業とアートの対話を育んできました。オアジ・ゼニアは、その最も象徴的な表現と言えるプロジェクトで、創業者のビジョンから生まれ、今なお価値を生み続けています。キアラ・カモーニとは 10 年以上にわたり対話を重ねてきました。彼女の作品は、素材、ランドスケープ、そして進化し続ける伝統へのまなざしを体現しています。 今回、チェチリア・カンツィアーニとともにイタリア館を率いる姿を見ることは、二人の歩みと探究の一貫性を示す重要な成果であり、私たちにとっても誇りです。」

さらに、2026年5月24日から11月22日まで、ゼニア財団(Fondazione Zegna)はイタリア・オアジ・ゼニアにて、イラリア・ボナコッサ(Ilaria Bonacossa)キュレーションによるキアラ・カモーニの個展を開催予定。同展は、ヴェネチアで発表されたリサーチを発展させる展示となる。

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