ベラ・ポーチの前代未聞のTiktokサクセスストーリー
ここ数年の間でアジア系アメリカ人インフルエンサーの活躍は目覚ましい。
アジア人の俳優や女優が主役の映画やドラマはアメリカを始めとするグローバルな市場で受けており、ソーシャルメディアのプラットフォーム上でも莫大な数のフォロワーを持つアジア系インフルエンサーが増えてきている。
その中でもBella Poarch (ベラ・ポーチ)という女性は、ユニークな過去の経歴と驚くようなサクセスストーリーの持ち主だ。
Bella Poarch (ベラ・ポーチ)は、今年で25歳になるフィリピン系アメリカ人で現在世界のTiktokランキングで3位に君臨しており、そのフォロワー数は8550万人を超える。
(2022年1月18日時点)彼女が本格的にTiktokを始めたのは2020年の4月のコロナウイルスがアメリカに広がり始めてすぐの時期だ。そこから彼女のコンテンツがTiktokでバイラルになり、瞬く間に世界のトップTiktokerになっていったのだ。
ベラ・ポーチが注目されたのは、可愛くてセクシーな外見でありながら、ゲーマーでゲームやアニメが好きというそのギャップから。
彼女が一番最初に投稿した動画は、ベッドの上でコントローラーとヘッドセットをつけてゲームをしているシチュエーションで、他のプレイヤー同士が相手を攻撃する発言をし合っている会話にリアクションをするというような面白いものだった。
そこからTiktokに投稿した「M to the B」というリップシンクの動画がバズり始め、更に音楽に合わせてダンスをしたり、アニメのキャラになりきったりすることで、その外見とのギャップに火がつき、「今までにいないタイプのインフルエンサー」としてあっと言う間に人気が広がった。
成功の裏にあるベラ・ポーチの辛い過去
そんなベラ・ポーチだが、最初から注目を浴びるような華やかな環境で育ったわけではない。
人生を変える転機
そして人生の転機が訪れる。
ベラは巷で人気が上昇していたショート動画プラットフォームTiktokを始めることにしたのだ。
前述した様に、彼女の可愛らしくてセクシーなルックスと、ゲーム好きのオタクというギャップが大衆にうけ、瞬く間にTiktok上でフォロワーが増え、ベラの人気は爆発していった。
彼女は現在多くのブランドからスポンサーシップを受けていて、Tiktokの投稿1つで少なくとも約300万円の収入があると言われている。そしてInstagramでも同様に、1つの投稿につき約130万円から230万円のスポンサー費用が発生している様だ。