7月22日(現地時間)、「ギャップ社(Gap Inc.)」が、ブランド横断型の「ギャップ社クリエイター・プログラム(Gap Inc. Creator Program)」を従業員向けに拡大したことを発表した。
対象となるのは、オールドネイビー(Old Navy)、ギャップ(Gap)、バナナ リパブリック(Banana Republic)、アスレタ(Athleta)の4ブランド。同日より、同社のオフィス、店舗、配送センターで働く従業員がプログラムへの参加を申請できるようになった。
Summary
- ギャップ社が、ブランド横断型のクリエイタープログラムを従業員向けに拡大
- オールドネイビー、ギャップ、バナナ・リパブリック、アスレタの4ブランドが対象
- オフィス、店舗、配送センターの従業員が、コンテンツ制作やアフィリエイト活動に参加可能
- 一般クリエイター向けプログラムでは、約3万件の投稿を通じて1億5,400万人にリーチ
約3万件の投稿で1億5,400万人にリーチ
同プログラムは、ギャップ社が推進するデジタルファースト戦略とブランド再活性化の一環として、2025年10月に始動したもの。当初は、いずれか1つのソーシャルメディア・プラットフォームで1,000人以上のフォロワーを持つ、18歳以上の米国在住クリエイターを対象としていた。
ギャップ社によると、一般のクリエイターを対象としたプログラムからは、これまでに約3万件のオリジナル投稿が生まれ、1億5,400万人のユーザーにリーチしたという。
クリエイターとの関係を深めながら、オーセンティックなストーリーテリングを拡大し、ブランド、カルチャー、コミュニティを結びつける同社の「ファッションテインメント(Fashiontainment)」構想を広げる役割を担ってきた。
ブランドを知る従業員が、新たな発信者に
今回の拡大では、ブランドや商品、顧客を身近に理解する従業員が、自身のスタイルや商品への愛着を生かしながら、コンテンツクリエイターやブランドアドボケイトとして参加する。
プログラム参加者は、ソーシャルメディアで利用できるシェアツールやコンテンツ制作の機会に加え、4ブランドのアフィリエイト・プログラムにアクセスできる。ブランドコンテンツや商品ストーリー、プロモーション、ニュースレター、クリエイター紹介企画なども、一元化されたプラットフォームを通じて提供される。
また、制作されたコンテンツは、有料広告、ソーシャルメディア、ブランドが保有する各種チャネルを通じて拡散される可能性がある。
ギャップ社のマーケティング・シェアードサービス担当シニア・バイスプレジデントであるデイモン・バーガー(Damon Berger)は、次のように述べている。
「私たちの従業員は、誰よりも当社のブランド、商品、顧客を理解しています。このプログラムをオフィス、店舗、配送センターで働く対象従業員へ拡大することで、彼らがインフルエンサーとして活動する機会を提供します。従業員は、自分が愛するものを発信し、オーセンティックなストーリーテリングを通じてブランドを生き生きと表現しながら、コミッションや商品を受け取ることができます。」
社内コミュニティをブランド発信の中心へ
参加者には、透明性や情報開示、ブランド基準に関する要件を含むガイドラインが提供される。従業員自身がコンテンツ制作やアフィリエイト活動に関わる一方で、発信者と企業の関係性を明確に示すための運用体制も整える方針だ。
外部クリエイターとの連携によって築いてきたプログラムを、ブランドを最も身近に知る社内コミュニティへと拡張する今回の施策。従業員の個人的な視点を通じて、ブランドと顧客のつながりをさらに深める次のフェーズとなる。
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