イタリアを代表するスクーターブランド「ヴェスパ(Vespa)」と、ラグジュアリー出版ブランド「アスリーヌ(Assouline)」は、6月15日(現地時間)、ヴェスパの80年にわたる歴史と文化的影響力を称える新刊書籍『Vespa』を発表した。この発売にあわせて、両ブランドによる限定コラボレーションコレクション「Vespa × Assouline」も展開する。
Summary
- ヴェスパとアスリーヌが、ヴェスパ誕生80周年を記念した書籍『Vespa』を発表
- 書籍はマイケル・ケックリッツが執筆し、写真や広告ビジュアルを通じてブランドの歴史を紹介
- ヴェスパは1946年の誕生以来、世界で累計1,900万台以上を生産している
- 映画『ローマの休日』をはじめ、数多くのカルチャーシーンで象徴的な存在となってきた
- 両ブランドは限定コレクション「Vespa × Assouline」および限定ヘルメットも展開する
1946年の誕生以来、ヴェスパは単なる移動手段を超えた存在として世界中で愛されてきた。戦後イタリアの復興期に登場したヴェスパは、自由や個性、そしてイタリアンデザインの象徴として発展し、現在までに世界累計1,900万台以上が生産されている。
今回発売される書籍『Vespa』は、ジャーナリストであり出版人のマイケル・ケックリッツ(Michael Köckritz)が執筆。約80年にわたるブランドの歩みを、写真、広告ビジュアル、アーカイブ資料、ストーリーを通じて紹介する内容となっている。

映画やポップカルチャーを彩ってきたヴェスパ
ヴェスパは1953年公開の映画『ローマの休日』で、オードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn)とグレゴリー・ペック(Gregory Peck)が乗車したことで世界的な知名度を獲得した。
その後も、ミュージシャンのグウェン・ステファニー(Gwen Stefani)のミュージックビデオやドラマ『エミリー、パリへ行く(Emily in Paris)』に登場するなど、世代を超えてポップカルチャーの中で存在感を示してきた。
また、ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)、(RED)などとのコラボレーションも実施しており、モビリティブランドの枠を超えた文化的アイコンとしての地位を築いている。
「Vespa × Assouline」限定コレクションも登場
今回のパートナーシップを記念し、両ブランドは特別仕様の「Vespa × Assouline」限定コレクションを制作した。
コレクションには、アスリーヌのシグネチャーカラーであるレッドを基調に、同社の「Travel Series」に着想を得たモチーフを施した特別仕様のヴェスパが含まれる。これらは世界各地の一部アスリーヌ店舗で展示される予定である。
さらに、同デザインを採用した限定ヘルメットも数量限定で販売される。ヘルメットはコレクターズアイテムとしての価値と実用性を兼ね備えたアイテムとして展開される。
「ヴェスパは生き方そのもの」
書籍では、ヴェスパについて次のように紹介している。
「人生はもっと優雅に、自由に、そして自発的に生きられる」という宣言そのものだった。
また、ヴェスパの本質については、「ヴェスパは単なる移動手段ではなく、生き方そのものである。スタイルの革命であり、動く芸術であり、二輪がもたらす自由そのものだ」と表現している。
80年の歴史を経た現在もなお、一目でそれと分かるシルエットと普遍的なデザインを維持し続けるヴェスパ。その魅力を改めて掘り下げる一冊として、『Vespa』はブランドファンのみならず、デザインやカルチャーに関心を持つ読者に向けたコレクターズブックとなりそうだ。

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「ヴェスパは生き方そのもの」