イタリアのラグジュアリーメゾンである「グッチ(Gucci)」は、アーティスティック・ディレクターのデムナ(Demna)による新たな広告キャンペーン「GENERATION GUCCI」を発表した。
デムナ自身が撮影を手がけた本キャンペーンは、全84ルックに対応する84点のビジュアルで構成される。ルックブックを想起させる構成を通じて、クリエイティブ・ディレクションとイメージメイキングを一体化させた表現が打ち出されている。
アーカイブと再構築が交差するコレクション
「GENERATION GUCCI」コレクションは、ブランドの歴史的要素と現代的解釈を融合したものだ。過去のデザインコードを参照しながらも、新たなシルエットや素材使いによって再構築されている点が特徴である。
ウィメンズウェアでは、スリムフィットのパンツと組み合わせたツーピーススーツや、レザーやスエードで全身を構成したルックがサルトリアルな魅力を強調。軽やかに仕立てられたコートや、アーカイブのスカーフに着想を得たエクエストリアンプリントのシルクアンサンブルも登場し、過去と現在を横断するデザインアプローチが際立つ。
パーティーウェアと日常性の融合
また、ナイトシーンを想定したルックでは、ランジェリーから着想を得たアイテムに、シルクブルゾンや流れるようなジャージー、シルクシフォンのドレスを組み合わせることで、センシュアルさとミニマリズムが共存するスタイルを提示している。
シューズにおいては、ブランドのルーツであるラゲージから着想を得たバレリーナシューズが新たにメンズサイズで展開。ローファーはダンスシューズのようなしなやかさと軽やかさを備え、機能性とエレガンスを両立させている。

アイコンバッグの再解釈
バッグはコレクションにおいて重要な役割を担う。『グッチ ジャッキー 1961』は新たなプロポーションで再構築され、『ディオニュソス』バッグはよりシャープでエッジの効いた表情へと進化した。
さらに、『ルネッタ』ショルダーバッグは日常使いを意識した設計となっており、ブランドコードの融合を象徴する『パパラッツォ』バッグは、ウェブストライプやホースビットといったアイコニックな要素を備えながら、カジュアルからドレスアップまで幅広いスタイリングに対応する。
1921年にフィレンツェで創業したグッチは、現在、フランチェスカ・ベレッティーニ(Francesca Bellettini)とデムナのもとで、クリエイティビティとクラフツマンシップ、そしてイノベーションを軸にブランドの進化を続けている。また、5月16日(現地時間)には、ニューヨークにて2027年クルーズ コレクションの開催が控えている。
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