フランスのラグジュアリーメゾン「ジバンシィ(Givenchy)」は、クリエイティブ・ディレクターのサラ・バートン(Sarah Burton)による初のメンズウェア・プレゼンテーションの開催に先立ち、新たなキャンペーンをパリ市内で展開すると発表した。
今回のキャンペーンは、サラ・バートン体制におけるメンズウェアの新たな方向性を示唆するものであり、プレゼンテーションに向けた期待を高める取り組みとなっている。
Summary
- ジバンシィがサラ・バートンによる初のメンズウェア・プレゼンテーションに先駆け、新キャンペーンをパリ市内で展開
- ドン・マッカラン、ドン・レッツ、ダニー・フォックスを起用し、ユルゲン・テラーがロンドンで撮影
- キャンペーンは創造性、個性、人間性を持つ人物たちに焦点を当てた内容
- ジバンシィが創業以来大切にしてきた「個性ある人々との永続的な関係性」を表現
- サラ・バートン体制による初のメンズウェア発表への期待が高まっている
創造性と個性を体現する人物たちを起用
キャンペーンには、写真家のドン・マッカラン(Don McCullin)、映画監督兼DJのドン・レッツ(Don Letts)、画家のダニー・フォックス(Danny Fox)が登場。撮影は写真家ユルゲン・テラー(Juergen Teller)がロンドンで手がけた。
それぞれ異なる分野で独自の表現を築いてきた彼らは、創造性だけでなく、人間性や個性によっても高い評価を受ける存在である。ジバンシィは今回の起用を通じて、自らの信念や価値観を持ちながら文化に影響を与えてきた人物たちに光を当てている。
メゾンが受け継ぐ「個性ある人々との関係性」
さらに今回のキャンペーンは、ジバンシィが長年大切にしてきた価値観にも焦点を当てている。
メゾンは、「その才能、エレガンス、そして人間性によって際立っています。彼らの存在は、創業以来、確固たる個性を持つ人々と長く永続的な友情を育んできたジバンシィの精神を称えるものです」と説明する。
創業者ユベール・ド・ジバンシィ(Hubert de Givenchy)の時代から、メゾンは芸術家や文化人、俳優など多彩な才能との関係性を築いてきた歴史を持つ。文化や創造性の分野で独自の足跡を残してきた人物たちを通じて、ジバンシィが受け継いできた価値観を改めて提示する内容となっている。

サラ・バートンによる新章への期待
2024年にジバンシィのクリエイティブ・ディレクターに就任したサラ・バートンは、今年3月に発表したウィメンズコレクションで新体制の幕開けを示した。
コレクションでは、創業者ユベール・ド・ジバンシィが築いたクチュールの伝統やアーカイブを再解釈しながら、現代を生きる女性のための新たなワードローブを提案。構築的なテーラリングや砂時計のようなシルエット、無駄を削ぎ落としたエレガンスを通じて、強さとしなやかさを併せ持つ女性像を描き出した。バートン自身も、ジバンシィの新章においてテーラリングを軸に新たなシルエットを追求する考えを示しており、ブランドの伝統と現代性を結び付ける姿勢が高く評価されている。
なお、バートンが手がける初のメンズウェア発表は、2026年6月25日にパリでプレゼンテーション形式で開催される予定だ。
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